【令和6年能登半島地震】支援活動レポート 5月23日~31日

【令和6年能登半島地震】支援レポート 5月23日~5月25日

しばらく少人数でしたが週末にかけて仲間たちが集まっています。
KEENのみんなやGWに参加してくれた高校生姉妹、中長期ボランティアに募集してくれたアメリカの親子、「わかものと」の学生たちにいつも駆けつけてくれるメンバーが加わりニーズが進んでいます。

いつもいく公民館ではスギナを使った野草のワークショップを開催、住民の皆さんもいつもは厄介者扱いしているスギナの効能などを学びながら楽しくひと時を過ごしていました。

神社では氏子さんたちと一緒に鳥居の撤去作業。
カフェサロンも行って、作業の合間にほっと一息つきながらいろんなお話をする機会を持っています。

また地域の老人会が管理しているお地蔵さんが倒れてしまったとのご相談。
動ける老人会メンバー全員で治すので手伝ってほしいとのことでした。みんなが集まる場所にもなっているそうで、直立したお地蔵様をみてみなさん笑顔がこぼれました。

ブロック塀撤去や倒壊した家屋や蔵からの貴重品だしも続いています。安全管理を行いながら少しづつ。
住民さんたちの安心された笑顔に癒されながら明日の活動の準備に取り掛かっています。

【令和6年能登半島地震】支援レポート 5月26日~5月31日

倒壊してしまった家屋から貴重品を取り出したいという案件も多く寄せられています。
危険のある場合には私たち技術系ボランティアと呼ばれている団体などがそのニーズに当たっています。

90代一人暮らしだったおばあさん。お正月家族のもとに行っていたので難を逃れたとのこと。
二階部分から中に入り、二階の床をはいでふさがれた一階部分にアクセスし、貴重品や思い出の品を捜索しました。

取り壊しの前に少しでもお気持ちの整理をつけていくまでのお手伝いになったのならと思います。
各地では強い雨も降りました。

28日は雨で活動は休止としました。
水害への対応にも思いをめぐらせてもいます。
「次の災害が起きるとみんな行かないとならんですよね」
と住人さんが聞かれます。

「起きてみないとわかりませんが、今の能登からみんな離れて行くようなことはしませんよ」とお伝えすると安堵した顔で笑顔を見せてくださいました。

備えながら、構えながらも、今いるところで精いっぱいできることをやりつづけていきます。

 

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