台風15号支援レポートまとめ【静岡県川根本町】～12月5日

【台風15号静岡県支援】　川根本町　～12月5日

1か月に渡り続いていた重機作業。
川根本町の山間地域での活動が一段落つきました。
土砂により押しつぶされた離れの解体も終わり、貴重品の取り出しもすすみました。
おばあさんの居室跡から大切な思い出の品や大事な品なども見つけることができました。

ずっと鎮座していた巨大な流木は林業家である住人さんに玉切りをお願いしました。
「母屋をそれてくれた感謝をこめて切らせてもらいます」と笑顔で引き受けてくださいました。
切りだすまでの段取りや、チェンソーの刃の研ぎ方、鋸断の姿勢などプロの技にわたしたちもみんなすっかり見とれてしまいました。

巨木が取り除かれ、残しておく土砂を成形。山の上からまた細い道を通りながら重機をおろしました。
週末には前回に引き続き「フェニックス救援隊」が活動に参加。
静岡市内の活動に入っていた「援人」も合流し、たくさんの仲間たちとともに仕上げの活動を行うことができました。

家屋内の掃除、仕上げ、サッシや扉のなくなった箇所の応急処置など大工案件を引き続きおこなっていきます。
11月末は石巻での重機講習や佐賀県でのミーティング、メンバー各自の活動などを行っていました。

年末を控え各地での講習会や会議なども並行しつつ、年内も静岡での活動が続きます。
次の現場の現地調査も行い、重機作業も新たに着手しています。

まだしばらく川根本町を中心に動いていきます。