【8月豪雨秋田仙北市】支援レポート 9月1~9、27~28日

【8月豪雨秋田仙北市】支援レポート 9月1~5日
8月の大雨を受け、鹿児島から分かれて秋田県仙北市支援に入っています。
さらに9月2日からの大雨に際し、過去活動してきた秋田県内各地の被害状況を確認しにまわりました。
各地の現地調査を終えて、仙北市に戻り活動を再開しました。

仙北では消防の有志の方々と社協ボランティアが協力し、地下の泥出しや室内の養生作業を分担して進めました。
去年豪雨で被災した酒田市社協の方々がボランティアに加わってくださったり、被災者から支援者へと立場を変えて活動されている姿もありました。
また、仙北市社協の職員さんも床下に潜って作業されていました。

現場の合間には、消防の方々と現地調査を行ったり、社協さんに水害対応のノウハウをお伝えし、地元での継続的な対応につながるようサポートもしています。
社協の皆さんや被災された方々にとって初めての経験も多く戸惑いもあると思いますが、これまで学んできた知見をしっかり共有し、少しでも力になれたらと思っています。
能登、鹿児島、北九州、秋田と各地で活動を継続しています。

 

【8月豪雨秋田仙北市】支援レポート 9月6~9日
秋田県仙北市上桧木内にて活動を続けてきました。
重機による対応は東北の消防チームへ引き継がれ、家屋対応の技術系ニーズもほとんど完了、床下などは一社協ボランティアで対応できる形が整いました。
地域の力で動ける体制ができたため、秋田を離れることにしました。

発災当初から炊き出しチームが毎日活動し、そこには地元のお母さんたちも加わっていました。
ボランティアと地元の方々が一緒にお昼を過ごせる空間があり、小さな地域だからこそ横のつながり、地域力の強さを感じました。

また、地元で唯一のお食事処も少しずつ再開を決意され、災害に負けず前に進もうとする姿に大きな力をもらいました。
短い間しか入れなかった私たちにも、地元の皆さんは明るく接してくださり、「また帰っておいで」と笑顔で送り出してくれました。
災害があったからこそ生まれたご縁の大切さを改めて実感しました。

被害の大小に関わらず、誰もが被災者であり、全国各地でさまざまな被害があります。
その中で、被災していない私たちがどう動くのか、そして地元がどう動くのかを改めて考えさせられました。

これからも各地で災害は起こり続けると思いますが、みんなで手を取り合い、共に乗り越えていける日本でありたいと願います。
(りき)

【8月・9月豪雨・台風竜巻】支援レポート 9月23~29日
8月から各地で立て続けにおきた豪雨災害および台風被害への支援活動が続いています。
8月豪雨への対応は少しづつ一段落が見え、地元の皆さんに託して活動を縮小しています。

鹿児島県霧島市では活動ベースを撤収しましたが、しばらく大工チームが通いながら家屋案件のフォローアップを継続していきます。
静岡では竜巻被害のあった牧之原市および吉田町において仲間たちと活動が続いています。
秋田県では仙北市での活動が地域の皆さんの手によって続いています。

昨年も参加した日赤東北看護大学での「AKITA防災キャンプフェス」に今年もブース出展しにいきました。
23年の秋田豪雨や今年8月の仙北市支援で出会った方たちともお会いすることができました。
能登にも学生を送ってくださった東北看護大の及川先生が中心となり東北日本海側の災害支援拠点を作っていく試みが進んでいます。

宮城県丸森町では私たちの活動拠点整備もすすめています。
能登での活動も継続中です。
各地で活動を行いながら、さまざまな備えを行う、仕組みづくりにも取り組んでいきたいと思います。

各地での活動ができるのも応援、ご支援してくださる皆様のおかげです。
また各地で受け入れてくださる地域のみなさまにもあらためて感謝を申し上げます。

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