岐阜県災害ボランティアセンター運営支援者研修 講師派遣

6月21日に岐阜県において表題の研修が行われました。

今回が第一回、「技術系専門NPOの活動について」と題して会場とオンライン併用にて開催され、OPEN JAPANからひーさんとてっしーが講師として招かれ登壇しました。

会場の参加者は19名、オンラインでは97名もの方が参加され、岐阜県における災害対策への関心の高さを実感しました。

ひーさんが過去の事例もふまえながら技術系NPOの活動について話しをしました。各地での活動や行政、社協、NPOとの連携、住民さんたちとの活動、また直近の福島県沖地震においてのNPOアライアンスの活動などを紹介しました。

社協が中心となって行う災害ボランティアセンターでできること、また連携して技術系NPOができること、事例を通しながら今後、有事の際には災害ボランティアセンターを運営するみなさんに対しての講義でした。

後半はてっしーが「水害時の家屋の対応について」と題して演習を行いました。

NPO法人レスキューストックヤードさんが作成した床下キットモデルを使いながら、水害にあった家屋への対応方法を具体的に紹介しました。


実際にバールや電動ドライバーを利用してくぎ・ビス抜きの体験も参加者の皆さんにしてもらいました。

岐阜県は山間部も多く水害の経験もあり、防災の意識も高い地域です。
そこでこれからの災害対応を行うみなさんに私たち技術系NPOが伝え、連携し協働していく機会となっていけばお互いにとって頼もしいことだと思います。

能登半島の地震、はやくも到来した大雨、これからの時期油断も予断も許されない季節に入りました。
私たち自身も常に備え、各地でこうした講習会などを通してネットワークをアップデートしながらみんなで意識をもって災害に備えていきたいと考えています。

 

 

 

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