• [2022年]8月豪雨 秋田・青森
  • 2022年8月3日、日本各地で大雨が降り広範囲に災害が発生。山形、新潟の支援に続いて秋田・青森で活動を開始、並行して岩手などその他の各地域の社協とも連携しサポートをおこなった。

令和4年8月豪雨レポートまとめ【青森県弘前市】9月15~16日

【令和4年8月豪雨支援】9月15日

⬛︎青森県弘前市

青森県弘前市の豪雨によって被災したりんご農園さんの現場での活動4日目です。本日もオープンジャパン重機隊として、みちのく花咲くプロジェクトに参加いたしました。

現場は3日前からの継続案件で、緊急的にりんごの木を生かすために根本に堆積した土砂を鋤き取る作業を丸々1日OJ30重機とレンタルした17重機で実施しました。

現在作業している現場にあるりんごの木は、樹齢がなんと約50年もあり、他には70年の樹齢を誇るりんごの木もあるそうです。

曽祖父の代から受け継いだ大切なりんごの木ですが、今回の水害で倒れて収穫出来なくなったりんごの木は、伐採されて薪になるとお話を聞きました。

また落下した全てのりんごは、りんごの木に近い地面に鋤き混んで肥料にするしかないと聞きました。

チェーンソーで大切なりんごの木を伐採する時の農園の主のお気持ちを察するに涙が出ます。

私達の作業するりんごの木の近くの河川が氾濫して、りんごの木のほとんどが泥水に浸かってしまったそうです。

かろうじて泥水に触れなかった高い場所の生き延びた青いりんごが枝に揺れていましたが、私達が重機で丁寧に根本の土砂を取り除いて行くと、夕方に何故か?

青いりんごが4つ地面に転がっていました。

まるでりんごの木が私達の活動へのお礼に

「良かったら食べて下さいね���」とりんごを落としてくれたようでした。

夕食の時にメンバー皆で美味しくいただきました。こちらこそ、美味しいりんごをありがとうと感謝の気持ちでいただきました。

私達はこれからも被災された住民の皆さんの

「その先の笑顔のために」住民の皆さんの気持ちに寄り添いながら、支援活動を続けていきます。(本多)

9月16日

⬛︎青森県弘前市 りんごの重み

濁流によって倒れた小屋を引き起こすニーズ

弘前市役所りんご課から受け、重機隊で翌日に着手しました。

本多さんが小屋にワイヤーをかけて、萬さんと岐阜のとおるさんが重機で引っ張り無事に起きあがると、依頼主のお父さんが満面の笑みと拍手で

「ありがとうございましたー!」と。

帰り際には、「いいから持ってって!」と

両手一杯のりんごをとおるさんの重機に乗せている姿がありました。

重機の上からお父さんが胸を撫で下ろす姿が見えたそうです。

「内側ではお父さんこんな気持ちだったんだね。」と、とおるさん。

お父さんの笑顔がとても印象的でした。

同時にどれだけの気持ちで8月から過ごされてたのだろうと、りんごの重みとともに感じました。

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