• [2022年]台風15号 静岡支援
  • 台風15号により広域で被災した静岡県。 7月・8月豪雨で東北を中心に活動し、一路南下。 静岡県での活動を開始した。

台風15号支援レポートまとめ【静岡県川根本町】 2月7日~14日

【台風15号静岡県支援】 川根本町 2月7日~14日

川根本町での活動。
平日は社協からのボランティアさんが継続的に参加してくださっています。
家の中に押し寄せていた土砂の搬出、前回週末での活動に住民の皆さんが参加してくださいました。
最後に「次週も私たちは活動しているのでよかったらぜひ」とお声がけしたところ、今回も26人もの方たちが参加してくださいました。

OJと仲間たちと合わせて総勢40人近い人数で作業にあたることができました。
前回に引き続き重機と人力でコラボ、ボランティアチーム援人のみなさんにリーダーをお願いして現場が進みました。
すでに顔なじみとなったみなさん、チームとして一輪車で搬出する班、土砂を手掘りする班、でてきた家財や廃棄物を分別する班とみんな汗をにじませながらもなごやかな雰囲気で一気に残る土砂を取り出しました。

お昼は今回も地域のお母さんたちによる炊き出し。
おでんにはイノシシの肉も入っていました。

地域の人たちはみんな顔なじみで、家主の方ともお話をされながら、地域全体の課題として活動に取り組んでくださっていました。
静岡にきてから各地で地域力のつよさ、つながりのつよさを実感させられます。

工場と、工場が借り受けている従業員宿舎、そして空き家の三軒が同時に被害にあいましたが、それぞれの家主さんや社長さんたちも活動に参加され、少しづつみなさんの表情も明るくなっておられました。

「ここも山の中で、今は茶畑をやっても人は住みには来てくれん。移住者もおるが過疎化のほうが早い。そんな中でこうした工場があることで働く場所になって地域にも活力がでる。だからみんなで作業するほうがいいら」
参加された方がそんなお話をしてくださいました。

最初は土砂に天井近くまで埋もれていた一番奥のお宅もすっかり土砂が取り除かれました。
人の力が集まり、同じ目的に向かって動いたことで地域のみなさんもどうしてよいかわからなかったことが少しづつ解決していっています。
私たちもともに活動しながら、地域力がさらに強くなり、人々をつなぐお手伝いをすることができているなら嬉しいです。

15日から重機隊は佐賀へ。重機講習会や仲間たちの災害拠点整備のお手伝いをしてきます。
事務局チームは宮城で年度末の事務作業や報告書の制作にあたります。

川根本町での活動は少しお休みをいただき、3月初旬からふたたび残る土砂の搬出にあたります。
まだしばらく、静岡での活動が続きます。引き続き応援をお願いいたします。

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