• [2023年]7月九州北部豪雨
  • 6年前に活動に入った福岡県東峰村。 広範囲で被害の起こる中、ご縁のある地に入りました。

2023年九州北部豪雨支援【福岡県東峰村】7月14~17日

・6年ぶりのめぐり逢い
東峰村災害ボランティアセンターが開所されました。
6年前に行政、社協、消防団、住民さん、みなさんと一丸になって活動した私たちにとって縁の深い村です。
茨城県取手の水害支援を完了し、そのまま先遣隊が東峰村入り、社協とともに現地調査に回りニーズの洗い出しと精査を行いました。
民陶の里として名高い村で、以前にも支援に入った窯元のみなさんや山間地域の住宅などを訪ねて状況を伺いました。
中には二度目の被災をしてしまった方、前回は免れたものの、今回被災してしまった方などもいらっしゃいます。
村内をめぐっていると、6年前に出会った青年たちが成長し、消防団で中核を担う存在となっていました。
みなさん、出会うたびに再会の喜びと、また災害が起きた悲哀とをないまぜに心情を吐露してくださいます。
災害ボランティアセンターのニーズも全容が見え、県内各地からのボランティアさんも毎日数十人単位で来ておられます。
現地調査の道中、見回りをしている村長さんともたびたび一緒になり、現場で課題の解決にむけたお話もできました。
消防団のみなさんとも話し合いの時を持つことができました。
「OPEN JAPANとあうと勇気をもらえるんです」と言ってくださいます。
これからの村の未来に向けて熱く語り合う若者たちの姿に頼もしさを覚えると同時に、今後の災害対応にむけて一緒に話あうことができました。
6年前、私たちの活動に参加してくださっていた県内のボランティアさんが専任としてボラセンに常駐してくださることにもなりました。
やはり6年前に出会い、現在村議になられている方は自宅が被災しながらも、サテライトを中心となってまわしておられます。
地域の力と経験で対応ができる体制となってきています。
九州各地、ご縁のある地に思いをはせております。
その中で、6年前に被災し、その翌年に西日本豪雨支援に村からボラバスを出し、小石原焼の食器を支援として愛媛の皆さんに送ってくださった東峰村の皆さんのところで少しの間、活動しています。
九州に入ると同時に秋田の水害がおこりました。
天気予報から予測した情報でケース想定をして、東北の仲間たちと動きを相談しておりましたが、現実となってしまいました。
先遣隊が秋田に向かい、連携する仲間たちとも調整を行いながら活動準備を行っています。
石川県能登半島地震の対応を15日に完了、重機隊は台風2号支援で静岡での活動を継続しています。
ひとりひとりのご縁をつなげながら、ひとつひとつの活動を大切に進んでいきます。

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