台風2号水害 【支援活動レポート】茨城県取手市 6月10-13日
その先の笑顔のために、幼稚園をみんなできれいに!
現在OPEN JAPANは能登半島地震(石川県)、台風2号水害(茨城県、静岡県、和歌山県等)、
丸森町でも引き続き活動中です。
茨城県取手市双葉地区では発災当日の6月3日に現地調査、
その後6月5日より調整を行ったうえで現地での活動を開始しました。
その中で仲間たちから紹介された地域の幼稚園。
通っている園児たちは近隣の3つの園に分散して預かってもらい、少しでも早く子どもたちがもどってこられるように復旧作業にあたっておられました。
私たちもお手伝いに入り、先週末にはたくさんの社協ボランティアさんがこられました。
地元の流通経済大学からも学生たちが参加、各地から仲間たちもかけつけてくれました。
また家屋の技術系案件のコーディネートも行い仲間の団体のみなさんが引き受けてくださいました。
災害ボランティアセンターの受付枠も取手市内から茨城、千葉県内に拡大されたこともあり、160名を超す方たちがお見えになりました。
社協さんとお話しし、ニーズ想定を超えた人数はすべて幼稚園で活動するようにし、受け入れをおこないました。
園庭にも汚水が入り衛生面を気にされていた先生たち。
人海戦術で園庭の表土を削り、遊具やおもちゃもすべて消毒液で拭き上げました。
園内の壁や床もはがすところははがし、その後洗浄、消毒をおこなっています。
少しでもはやく、子どもたちの笑顔がもどるようにと、たくさんの人が同じ目的で活動しました。
活動が一段落した方がいれば近隣のご家庭の家財出しや、詰まっている側溝清掃など、たくさんのニーズを掘り起こしながら社協、ボランティア、NPO、そして園の皆さんで一日動き続けました。
お昼には園でカレーをふるまってくださいました。実は活動中、調理室からいい匂いがしていたのでみんな気になっていました。
園児用のちっちゃなスプーンでいただいたカレー、とてもおいしかったです。
復旧までは今しばらくかかると思いますが、この地域に子どもたちの声が再び戻ってくるよう、できることをお手伝いしていきます。
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