【7月東北豪雨 山形県】支援レポート 9月1日~11日
【7月東北豪雨支援】 山形県酒田市/遊佐町 9月1~4日
酒田市での活動、地元の皆さんも参加してくださいました。
重機隊は二手に分かれ遊佐町のニーズにも対応中です。
ボンジャスによる炊き出しも続き、住民の皆さんとの交流の場にもなっています。
市による宅地内土砂撤去事業では業者さんとの連携も好調で、初の事例ながら、大量の土砂撤去が業者とNPOで役割分担を行い効率的に進んでいます。
DRT-JAPANも珠洲市で8か月にわたる活動から山形入り。
地元を中心とした消防有志のみなさんも連日活動しています。
「みるみる土砂がなくなってくると、うれしいけど終わるとみなさんがいなくなると思うとそれはそれで寂しいな」
「俺ももう定年だからDRTやジャパンさんにはいろうかな」
そんな会話を住民の皆さんがしてくださいます。
少しづつきれいになっていく地域にも、もうすぐ冬がやってきます。
土砂や家屋の応急復旧が終わり、私たち外から来た支援者が去ったあとも、地域で支援の仕組みが続いていくよう、地元支援者やボランティアのみなさんとの協力をより深め応援していく体制作りにも取り組んでいます。
【7月東北豪雨支援】 山形県酒田市/遊佐町 9月5~8日
酒田市での活動、仲間たちに加えて地元のみなさんがボランティアに参加しています。
山形県立酒田光陵高等学校からは全生徒が数回に分かれて参加してくれています。
今回は60名の生徒が参加、若さと元気さで明るく盛り上げてくれました。
自発的にボランティア部の生徒たちなどは社協ボランティアにも継続して参加してくれています。
また、前回に引き続き山形消防学校69期生が参加してくれました。今期の学生生活最後の休みの日でしたが、有志20名がボランティアに参加したいときてくれました。
消防士からなるDRT山形たち先輩が受け入れ、泥だらけになりながら活動されました。
IVUSAや援人、JUMP、災害支援ネットワークIwakiのみなさんをはじめ個人参加の仲間たちと酒田市において重機による土砂撤去や家屋応急復旧対応、また遊佐町においても土砂撤去をおこなっています。
能登も含めて多拠点での活動が続いています。
集落全体を覆っていた土砂の山も日に日に少なくなってきています。
光景が少しづつ変わると同時に、家を残すか、離れるかどうか、迷っているというお悩みをお聞きするようになってきました。
少しでも地域の皆さんの選択肢が増えるように、土砂や泥をかき出していきたいと思います。
【7月東北豪雨支援】 山形県酒田市 9月9~11日
前回に引き続き山形県立酒田光陵高校生徒の皆さん70名がボランティアに来てくれました。
汗だくになりながら土砂を掘り出してくれました。
大学生からなるIVUSAも同じ地区で活動。若い力が集まって地域に元気な声を響かせてくれました。
住民さんたちも受け入れのオリエンテーションに参加してくださり、ご挨拶をしてくださいました。
住民さんも、ボランティアも、みんな一丸になっての活動でした。
11日には秋田市社協からのボランティアバスが到着。
昨年、ずっと一緒に活動してきた秋田市社協のみなさんやボランティアのみなさんと再会しました。
秋田の災害時には酒田市社協の皆さんが応援に行き、酒田からもボランティアのみなさんが参加されていました。
近県同士、お互いに恩返しに恩送り。一緒に活動してきた私たちも嬉しくなるひと時でした。
ボンド&ジャスティスによる炊き出しもあり、顔なじみとなった住民さんたちとお話しながらのお昼でした。
家屋対応では社協ボランティアの常連さんたちが床下もぐり班として来てくださり、床下の泥も取り進めていけています。
DRTにあつまる消防有志のみなさんも重機で、人力で土砂出しを進めておられます。
レスキューアシストやDEFの仲間たちも合流し連携しながら山形での活動を進めています。
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