• [2021年]熱海土石流
  • 2021年、令和三年七月豪雨で発生した熱海土石流。 発災直後から先遣班が現地入り、地元行政、社協と連携し災害ボランティアセンター開設準備、支援団体間の調整などにあたる。7月21日災害ボランティアセンター始動、多岐にわたる支援活動中。

2021.08.11~08.13【ウィークリーレポート@熱海土石流災害】

8月11日

各地での連携
本日より熱海市伊豆山地区への避難所からの一時帰宅が始まり、
避難所から12世帯の方々に技術系NPO がご一緒してお家に伺い、
その場で対応できる
冷蔵庫の中の腐敗物取り出し
貴重品の取り出しサポート
今後のニーズ聞き取りを
熱海市職員と現場を共に安全確認し、現場判断で柔軟に取り組む事ができました。

 

 

被災後初めて見る変わり果てた地域の風景。
お家の無事な方、
お家が流出され基礎だけが残っている方、
それぞれのご家族の置かれた状況を踏まえ
今後の見通しを少し説明させて頂きながら
一軒一軒のお家で共にお手伝いにあたりました。

一年生のお孫さんのランドセルを持ち出す方
ご位牌を大事にカバンに入れ持ち出す方
それぞれの30分間です。

宮城県丸森町においては
丸森町と連携して
役場重機やダンプ
OPEN JAPAN 重機やダンプを使用して

丸森女子重機隊や仙台市消防局有志と共に
流木撤去
土砂撤去に取り組んでいます。

 

災害対応を
行政とNPO が連携して動く事により
スムーズな現場進行に繋がります。

災害時の三者連携
行政
社会福祉協議会災害ボランティアセンター
NPO

 

三者による相互補完体制は
大規模化
多発化
広域化する日本の自然災害対応の今後の取り組みの一つであると考え、
これからも三者連携によるスムーズな災害対応体制を模索しながらも
定型化できればと考え動いてまいります。

被災された住人さんの
その先の笑顔の為に

8月13日

今後の動きに向けて今出来る事を
熱海市での避難所からの立ち入り規制線内への一家族2名まで30分の一時帰宅のサポートと
その場で出来る対応と今後のニーズ聞き取り同行活動、3日目です。

30分の間に貴重品を持ち出す方、
少しでも家の中の掃除をする方、
獣が入らないように割れたガラスをそこにあるもので工夫して塞ぐ作業。
知り合いの親戚のお家の前でギュッと手を合わせ涙流される方。

1回30分3世帯同行を日に3〜4回行われる支援活動。
OPEN JAPAN メンバーと連携団体、熱海市消防有志にて対応させて頂いております。

現場で伺う様々な事情。
今後の目処が立てにくい状況。
雨が降り、避難指示が出る時間前までご一緒にお家に入り、出来るお手伝いを行いました。

明日避難指示が解除になれば
引き続き同行サポートさせて頂きます。

昨日、
地元コミュニティの共同温泉でお湯が出る事が確認され、急遽温泉のポンプ小屋前土砂撤去作業を連携団体・熱海技術系アライアンスメンバーとOPEN JAPAN 一時帰宅同行メンバー以外のメンバーで着手する事ができました。
シャワーのみの共同温泉にお湯が引き込まれれ湯舟に浸る事が出来る一歩目がスタートです。

宮城県丸森町では、
事情により遅くなっていた
2019年の台風被害のお家の土砂撤去と家周りの廃棄物撤去作業を連携団体と共に行いました。

 

今各地で必要な事を
ここ数日間続く雨の状況を考えながら
出来る事を継続しております。

全国的に大変な天候状況
災害発生の危険度が増す事と予測されます。
どちらにおかれましても
先ずは命を守る行動を

災害への備えから一歩前に
災害への構えを切に願います。

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