【令和6年能登半島地震】支援活動レポート 1月6日

「がんばって、元気出して。また来るね」
冬を前に、住民のみなさんが少しでも元気になればと願う。

穴水町の避難所へ支援物資を運んだ仲間のひとりから。
夜明け前、大地の揺れと激しい雨で始まった今日という1日。
大根積んだし、白菜積んだ!キャベツも積んで、そうそう「お味噌あったら助かるの」の、昨日のおばあちゃんの声を思い出し、たっぷりお味噌と、お醤油も積んだ。寒いからカイロも持って行ってあげよ。
皆んなの気持ちで集まっている、命をつなぐ品々を、車いっぱいに積み込んで、雨上がりのガタボコ道を走り出す。
山の上の避難所なので、どうしても明日からの雪降りの前に届けたい。
山の上の避難所の炭火の前で、小さく手を振るおばあちゃんとおぢちゃんたち。
お味噌持って来たよ。野菜もあるんだ。カイロもどうぞ。
仲間たちと共に荷を下ろす頃には、雹やら霰やら雷やらの大騒ぎ。
軒下で身を寄せながら、焼いたお餅をご馳走になりながら、うふふワハハと世間話。
また心の声が聞こえて来るよ。
「がんばって、元気だして」
また来るね。
輪島市では、災害対策本部に入り、自衛隊や警察と連携して鳳至町周辺での行方不明捜索や救助、道路啓開を行いました。作業中でも余震が続き、いきなり倒壊する倉庫などがあり危険な状態ですが、仲間たちと心をひとつに一歩ずつ前に進んでいます。
七尾市の田鶴浜では、市の土木課の依頼により、道路に倒れた家屋などを重機で撤去して、道が通れるよう啓開作業を仲間たちとともに行いました。
明日からの雪。
北陸の厳しい冬がいよいよ始まる。
いつもご支援いただき、ありがとうございます。

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