台風2号水害 【支援活動レポート】茨城・静岡県 6月8~9日

6月8日

災害支援初めましての地域で

OPEN JAPAN 緊急支援プロジェクトが
大事にしているポイント。

各地の被災された地域での初動活動
地元社会福祉協議会が災害ボランティアセンターを立ち上げる。

ボランティアセンターの運営研修やマニュアルがあるも被災状況は同じ事は無い
ましてや初めての地元社協や行政は戸惑いや不安や通常業務で普段からギリギリの業務の中で即断即決を求められ動いて行く。

災害ボランティアセンターを何故
社会福祉協議会が?
被災された住人さんの生活再建への道のりは長い
外部のNPOなど経験や知識やスキルが有ってもいつかその地域から離れて行く
出来る事は限られる。

地域に根ざした社協がその後の
住人さんや地域コミュニティの再生へ
寄り添い行政や市民活動への繋ぎを図る役割を担う。

外部の支援者が土砂出しや家屋の応急処置を施すもそれは長い生活再建への始まりの一歩
しかしながらその活動中さまざまな状況が見えたりお話しを伺う事が多い。

そうした情報を地元社協や行政へ繋ぎ問題解決へと繋がる
訪問調査だけで聞こえない本音や不安も
玄関先では無く家の中や外で長い時間
お手伝いをして聞こえてくる言葉。

泥を見るのでは無く人を見ろ
先輩たちからよく聞かされた。

目先の作業優先では無い
その先の笑顔へ向かって行く一歩
のお手伝い。

一歩先の時間はそれぞれ違う
地元から離れる事が無い
社会福祉協議会だから
家屋の事も復旧作業の行程も素人。
そこは慣れている出来る人が
福祉のプロは福祉視点で
同じ目線目標が大事。
何故必要な作業なのか
どういう事が今後起こりうるか。
始めましての地域での活動は
回り道のようですが
地元社協や行政との擦り合わせ後の活動開始が地域にとっては大事な時間。
茨城県取手市での活動
地元区長さんや社会福祉協議会
市長さんなどへのご理解や説明
ある程度の目線合わせも確認できたと考ます。
本日よりOPEN JAPAN 緊急支援プロジェクト
茨城県取手市へおきましても
短い期間かとですがお手伝いさせて頂きます。
近隣地域や地元取手市で
一緒に活動してくださるネットワークの体制も少しずつ見えてきました。
よそ者の支援団体が去った後も地元で
出来る人が出来る事を継続出来る雛形作りも大切にしています。
宮城県丸森町
石川県珠洲市
昨年から継続している台風15号静岡県でのお手伝い。
そして明日以降は今回の台風2号による土砂の流入した浜松市での重機での土砂撤去作業を連携団体災害NGO 結のコーディネートの元活動開始します。
ご縁を大事に
縁の下の力持ちとなり
その先の笑顔をのために
(ひ)
6月9日

取手市では
前日出会った地元工務店さんや
連携団体や支援P さん紹介の即席チームでニーズを伺いながらお手伝い開始。
各家庭の事情を聞ける範囲で伺い
作業を進める。
浸水したお家の応急処置
これが絶対と言う作業は無い。
幾つものパターンがある
しかしながらまずは何よりも乾燥
部屋の片付けと掃除を済ましていても
床下を気にされていないお家が多い。

見てもらって良かった〜
自分達や息子が出来る事でやって行こうと考えここをどうして良いかわからなかったから助かったです。
何から手をつけたらいいかわからず不安で動けず手付かずのお家や
高齢世帯で疲れが限界で動けないご家庭
避難所の課題も色々話される方も。
報道には無い
沢山の困難
区長さんと気になるお家の訪問で少しずつ現状把握も。
道端で連携団体から声がかかる
知り合いの幼稚園が!

最後まで浸水していたエリアの幼稚園
床下には水が溜まったまま
壁には浸水の後
子供達が走り回る園庭も気になる
園長先生もどうしていいやらと
今日から幼稚園再開へ向けてのお手伝い。

静岡県からは重機隊が
一昨日の浜松市の調査に続き
掛川市にて静岡県社協や掛川市社協と同行調査。

土砂や流木の量がかなり多い
県社協の調整で
日本青年会議所さんのお力もお借りして
作業開始の段取り開始。
お家の方も作業始める前でも
社協さんと重機の方が来てくれて見てくれるだけでも安心すると少しの笑顔がありましたとの報告を受ける。

引き続きの宮城丸森町
作業を留守番部隊と離島からのボランティアさんとでコツコツと継続梅雨前の完了目指して。
石川県珠洲市では屋根作業のニーズが増えているとの報告が連携団体の元作業継続の蕎麦職人(?)さんから。
出来る事は限られるが
頼もしい仲間が
見えないところで
昨日も群馬や岐阜から
ダンプや重機の貸し出しを申し出届けてくれたり回送してくれたり
取手市は近いから現場調査に来られたり手伝い行くよの心強い連絡をもらう。
沢山の支えや毎月のマンスリーサポートや支援を受けて動く事ができています。
現場だけではない
お互いさま
おかげさま
ありがとうです。
(ひ)

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