KEEN X OPEN JAPAN 災害ボランティア研修開催

各地で大雨が続きました。被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げます。
昨年の台風15号、今年の能登半島地震の支援活動を継続しながら、
先日の台風2号の対応も静岡、茨城などで開始しています。

年々早くなる災害シーズン、広域多発化する中でともに「その先の笑顔のために」動く仲間たちと活動にあたっています。
その仲間、KEENのみなさんとOPEN JAPANで災害ボランティア研修を宮城県丸森町で開催しました。

■KEEN X OPEN JAPAN 災害ボランティア研修 in 丸森町

5月中旬に、いつも直接現地へと駆けつけてくれたり、支援のキャンペーンなどでバックアップしてくれているシューズメーカーのKEENが1泊2日・2陣体制で丸森ベースへ研修に来られました。
KEENではKEEN EFFECTと題したCSR(企業の社会貢献)活動に強く力を入れています。
被災し、靴が流された方へサンダルやシューズを、そして、現場で奮闘する私たちの足元をサポートするワークブーツを提供してくださっています。
同社では今年度から5つの社会貢献部門の1つに必ず社員が参加する取り組みをしています。
今回、初めて災害ボランティアへ参加するという方もいらっしゃいました。
研修初日、まずは隣の山元町にある震災遺構、中浜小学校を見学し、震災のリアルを体感。
丸森ベースへ到着後は連携しているOPENJAPANとはなんぞや?をお伝えし、私たちの理念や大事にしていることや、活動での手段と準備の話をお伝えしました。
重機やチェンソーはあくまでも手段。手段を使うまでに被災された方によりそった会話などの下準備が必要ということを伝えると、ハッとしている社員さんも何名かいらっしゃいました。
研修二日目には体験として、重機やチェンソー、水害にあったときの講習会を行い、実際に現場での活動のツールを体験して、どんな手段で活動しているのかを知ってもらうと同時に、有事の際にスムーズに現場で活動できる様イメージを掴んでもらいました。
社員さん同士も今回はじめてお互いのことを知ったという例もありました。中には震災時に被災した方、家族や親族が災害によって被害を受けたという方もいらっしゃいました。みんなでいろいろなことを体験・共有しながら一つのチームとして二日間を過ごしました。
振り返りの時間、参加されたみなさんからは、「特殊な技術が無いと参加できないと思っていたが、自分にもできることはある」と感想をお聞きし、また力強い仲間が増えてうれしい研修会のひと時となりました。
最後には能登半島地震支援で使う重たい資材をみなさんでダンプに積み込みました。
これからも同様の機会を続けて持っていきたいと思います。
(て)

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