【令和6年能登半島地震】支援レポート 7月17~23日
【令和6年能登半島地震】支援レポート 7月17日~18日
連休も終わり少人数体制で活動を継続しています。
重機案件も続き、狭いところでの活動が多くなっています。
この日も崩れた擁壁の撤去作業。
コマツさんからお借りしている重機を使ってブレーカーで落ちた擁壁を砕き、重機でリレーしながら搬出です。
B&G財団から各地に配備されたスライドダンプも搬出で活躍中です。
崩れた擁壁や石垣の撤去、宅地内に流れ込んだ土砂撤去などしばらく案件が続きます。
【令和6年能登半島地震】支援レポート 7月19日~20日
◇仮設住宅のみなさんとお味噌づくり
サロンなどで訪れている仮設住宅の住民さんたち、お話をしているとお味噌づくりに興味があるとのことでした。
ならば作ってみよう、ということでみんなでお味噌づくり。
麹(こうじ)をゆずっていただけるところを探しながらお話を聞いていると能登のお味噌は少し味が濃い目なんだとか。
仮設の集会所に集まってみんなでお味噌を仕込みました。
「私は京都から嫁に来たから少し違うかも」「うちはなんにでもお味噌を使うから」とお話にも花が咲きました。
お味噌ができるまでの楽しみな時間も一緒につくることができました。
こちらの仮設では大工班が午後からお部屋の棚づくりにもお邪魔しています。少しでも生活に暮らしやすさと楽しさが増えるきっかけづくりをお手伝いできるように努めています。
◇輪島での重機活動
輪島で活動する連携団体コミサポひろしまのお手伝いで重機チームは能登町での活動班と分散して輪島に向かいました。
輪島塗の工房裏の擁壁が崩れ、田んぼへと落ちてしまっていました。重機をいれてブレーカーで擁壁を砕き、不整地運搬車で仮置き場に搬送します。
連日暑さが続く中、田んぼの近くは蒸し暑さがより際立ちました。少しづつ擁壁を取り出しながら作業を進めています。
能登町も、輪島も、珠洲も、被害を受けたところはまだまだ大変です。各地で活動する仲間たちと力をあわせながらできることを進めていきます。
【令和6年能登半島地震】支援レポート 7月21日~23日
◇ケースに合わせた復旧対応
全国的な猛暑、能登半島も暑さが続いています。
大工案件はおうちのお片付けのお手伝い。
解体を前に必要な荷物を取り出したいというお宅も多いです。
この日はお肉屋さんの業務用冷蔵庫の移動。
みんなで汗だくになりながら地域の方と一緒に活動しました。
また別のお宅では空き家になっていたお宅の片づけと応急復旧案件。避難所の閉鎖が近いため、戻るお宅の居住空間を確保します。
損壊判定が半壊に満たないため仮設にも入れず、応急復旧修理制度も使えないため社協と役場から相談を受けた案件でした。
どうしても制度の隙間におちいってしまうケースが生まれますが、各所連携しながら対応方法を見つけて活動をしています。
◇大鍋パエリアのおふるまい
各地の料理人のみなさんたちからなるパエリアマニアのみなさんが二度目となる大鍋パエリアの炊き出しを行ってくださいました。
宇出津に新しく開いた大屋根広場で開催、1.5mの大鍋で作るパエリアは迫力満点でした。
会場では地元美容院によるワークショップやOJのカフェチームも一緒に参加。地域の皆さんとわいわい過ごしました。
漁港の皆さんもパエリアは初めてという方たちもいらっしゃって、新しい海鮮の味に笑顔を浮かべておられました。
翌日には輪島でも大鍋パエリアを開催、大盛況とのことでした。
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