台風15号支援レポートまとめ【静岡県川根本町】 2月1日~5日
【台風15号静岡県支援】 川根本町 2月1日~5日
川根本町での活動が続いています。
家屋復旧の案件はこの週でほぼ完了となりました。
引き続き重機案件と屋内からの土砂取り出しの案件に地元の方たちと取り組んでいます。
海外から来た従業員たちが住んでいた宿舎から貴重品を取り出し、解体に向けての土砂撤去を進めています。
また隣接する空き家からも土砂を取り出しました。
週末に地元のボランティアさん、工場の社長さんはじめ従業員さん、そして役場・社協の皆さん有志にOJの仲間たちが集まりました。
最初は30名ほど参加されると聞いていましたが、土曜日には総勢60名、日曜には50名もの人たちが集まってくださいました。
重機を入れにくい空き家の中に砂利混じりの土砂が堆積していましたが、すべて人力で掘り出しました。
また物置の解体や宿舎内の土砂撤去を重機と人力でコラボ、家の周りの土砂の掘り出しも人力リレーで行いました。
地元の皆さんも重機を使える方は重機を持参、林業を営む方はチェンソーを持参でやってきてくださいました。
地域のご婦人たちも今回の災害を受け、炊き出しのために「この指とまれ」という団体をたちあげ、防災に取り組んでおられます。週末の二日間も美味しいお昼ご飯を作ってくださいました。
海外からの従業員の皆さんも活動に参加。自分たちの国の料理をお昼に作ってくださり、「ありがとうございました」と日本語で私たちに伝えてくださいました。
たくさんの人たちが集まり、予想以上に作業が進みました。
空き家の家主さんは、「まさか地面が見えるとは思っていませんでした、こんなみなさんにしていただいてようやく先に進めます」と涙ながらにおっしゃってくださいました。
たくさんの人たちの思いが集まり、地域のことは地域でなんとかしないといけない、という力の強さが伝わってきました。
この場所にはまだ土砂が大量に流れ込んでいるため、引き続き重機隊が対応を続けていきます。
参加してくださった地域の皆様、そして仲間たち、ありがとうございました。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。