• [2021年]8月佐賀豪雨 大町町
  • 2年前に支援に入った佐賀県大町町。令和三年八月豪雨で再び支援活動を開始する。 佐賀県災害支援プラットフォーム(SPF)に加盟し、県、町、社協および技術系の仲間たちと連携のもと幅広い活動を継続中。

2021.12.8-12.23【ウィークリーレポート@令和三年佐賀豪雨】

12月8日~12月15日

12月に入りだいぶ気温も落ちてきました。

家屋内の作業が落ち着いてきて、これまで活動に入ったお宅を覗きに回ると、だいぶ大工さんのリフォームも進んできた様子です。

連携団体の災害NGO結さん経由で私たちも以前ご支援いただいた、株式会社エムシープランナーズさんの『タイルカーペット』。

住民さんの生活状況を考慮しながらお渡ししたりしました。

2年前も支援に入り、車いす生活をされているご家族の方がいらっしゃるお宅にカーペットを敷き詰めたところ、

『わーぁ、部屋の中が暖かくなった感じがするねぇ。』

と、嬉しそうな様子。

before ↑ ↓ After

エムシープランナーズさんでは、都内のオフィスに使われていた不要になったタイルカーペットを、クリーニングし被災地で使ってほしいとのお話や、担当者さんが東日本大震災での支援経験や想いをお話ししながら作業すると、

『こんなにしっかりしていて、しかもあったかくて、、いーわねぇこれ。』

『ほんとありがたいねぇ、いろんな人がこんなによくしてくれて、、、、とっても助かるよ。』

ととても喜ばれていました。

ちらほらと、社協さんを通じたニーズ対応もありますが、今まで活動したお宅に顔をし、おしゃべりする時間が多いですが、住人さんもひと段落ついてきた方がちらほら見えてきました。

新しいいぐさの匂いが漂うお家で、おしゃべりする嬉しいひと時です。

 

12月16日~12月23日

ずっとお世話になっていた下潟公民館。

室内の床や壁も張りなおされ、再び地域の皆さんの交流の場として使われます。

地域から、このたび新しく物置小屋を増設するにあたり、その基礎作りと組み立てのご依頼がありました。

2年で2度浸水したことから基礎を大きなコンクリートブロックで高く上げてその上に物置をくみ上げることにしました。

重機隊が基礎をならしてブロックを設置、ピースボートボランティアセンターから寄贈された物置を住民の皆さん、災害NGO結のメンバー、そして学生ボランティア団体「IVUSA」(イビューサ)の長崎メンバーとOJスタッフで一緒になって組み立てました。

学生のメンバーもインパクトや丸鋸の使い方などの講習も受けながらちょっとしたDIYと力仕事に精を出し、住民さんたちとも会話をしながら作業をすすめていきました。

いろんな備品が流されたり水につかったりしてしまいましたが、また新しくそろえる備品やお祭りの道具などがこの倉庫にしまわれます。

あたらしく張りなおしたテラスのトタン屋根も近所の板金屋さんがボランティアとしてさらに風雨に強くなるように処理を行ってくれました。

みんなで力を合わせた倉庫、地域のために活用されていくと嬉しい限りです。

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