【災害時に於ける重機の必要性と危険性ワークショップin岡山】

先日の6月11日(土)に、(特非)岡山NPOセンターさん主催による、災害に於ける重機の必要性と危険性についてのワークショップにお招き頂き、OPEN JAPAN重機隊の萬代・島影・本多の、講師陣3名にて講習会のお手伝いをいたしました。

いつも連携して活動させて頂いている、PBV(ピースボート)災害支援センターの事務局長さんからご紹介を頂き、岡山NPOセンターさんとの準備を経て開催された今回のワークショップ。

岡山NPOセンター事務局の詩叶さんから、「今回のワークショップの参加者は、真備で被災された方が多く、今度は自分たちで災害時に動けるように、技術を身に付けて行きたいと、参加を熱望された。」と伺いました。

これまでOPEN JAPAN重機隊は、2019年の台風19号の被災地・丸森町のお母さん達や、2020年の熊本豪雨の被災地・球磨村神瀬の住民さん達に、地域住民による地域の為の活動の一貫として、重機の必要性と危険性をお伝えして、安全に安心して操作出来るように指導させて頂いて来ました。

西日本豪雨の被災地、岡山の真備に於いても、被災された皆様が、自分で自ら復興への道を切り開いて行こうとしている事に、お手伝いさせて頂く事を、とても誇りに思います。

まだ重機操作の経験が短い、講師役の島影さんも本多さんも、当初は操作もおぼつかなかった事を話され、それでも努力する事により、必ず上達できる事をお伝えしておりました。

今回はワークショップ会場と重機の手配を、国土交通省中国地方整備局の治水対策河川事務所さんよりご提供頂き、官・民・ボラ一体による開催となりました。

「これまで重機で支援されて来た被災地の事を聞いて、我々も当時の事を鮮明に思い出し、涙が出ました。」と、参加された1人の真備の住民さんに、お声掛け頂きました。

支えられる事の有り難さや喜び、そして何よりも、これからの災害に、支えて行こうとする想いを感じられている事に、とてもとても感銘を受けました。

これからは、丸森のお母さん達や、球磨村神瀬の住民さんらと共に、被災住民による重機隊連携ネットワークが、出来れば良いのではなかろうかと、思えた次第にございます。

この先どのような災害が押し寄せようとも、被災された皆様自ら、しっかりと立ち上がって行けるように、OPEN JAPAN緊急支援プロジェクトは活動して参りたいと考えます。

全ては皆様の”その先の笑顔の為に”

重機隊 萬代

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