• [2022年]令和4年福島県沖地震
  • 2022年3月16日深夜最大震度6強の地震が発生。 一年前と同じ福島県沖を震源とした地震だったが被害が明らかになるにつれ、前年よりも広域で被災されていることが判明。 宮城県を中心に地元団体として活動を開始。

令和4年福島県沖地震【レポートまとめ】5月25日~

5月29日

 

技術系ワークショップ(技術交流)参加!

南相馬市にて屋根被害に対応する技術系ワークショップが開かれました。

今回の福島援沖地震に際して、南相馬市を中心に活動していた連携団体を対象に開催されました。

実際に使う道具を見ながら、安全確保から道具の選び方、使い方、あったらこれが便利というちょっとしたアイデアまで講師陣と参加者がともに意見を交わしながら進みました。

屋根上の模型や高所作業車なども使いながら実践的な講習でした。

それぞれ新しいことやお互いの作業の方法も知りながら、作業の仕上がりラインをある程度揃えることで近隣地域で依頼されたお宅での仕上がりに差が無いようにすることも大切なことです。

さまざまな講習会やワークショップを通し、安全確保の確認、そしてスキルアップにつながっていきます。


6月1日
3年の月日が過ぎて
 

先日、丸森の住人さんが仮設住宅支援をしているOBJさんのお誘いで私たちのご飯を作りにベースへと来てくださいました。

ふとお顔を見ると、2019年の台風19号被害でご自宅に入った住民さんでした。
あれから、ご自宅も解体され、今も仮設に住んでおられるとのこと。

いろんなことを懐かしくお話をしました。

この3年間、災害以降もつらいところを通りながら、仮設のまとめ役として動いておられるとお聞きしました。
当時、被災直後に重機で宅地内の泥を出した重機隊のばんちゃんと再会すると笑顔と涙を見せられました。

「最初のことからみんな知ってる人たちだから」そう言ってこの3年間のことをお話ししてくださいました。

お料理も家庭の味でとてもおいしくて、味見だけでは我慢できなくなり、できたそばからみんなして平らげてしまいました。

「今は仮設で一人だけど災害の前は大家族だったから、こうして食べてもらえるのはうれしい!」とおっしゃられ、
私たちも「こんなおいしいお料理は毎日でも食べたい」とリクエスト。

また作りに来ると言ってくださいました。

いつもあちこち日本中を動いている私たちですが、丸森に拠点を置かしてもらい3年近く。

暖かいつながりが継続していくことの大切さ、ひとところで根を生やしていくことの意味もあらためて感じさせられました。

美味しいご飯と素敵な笑顔、ごちそうさまでした。
またおかわりよろしくお願いします。

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