• [2023年]7月九州北部豪雨
  • 6年前に活動に入った福岡県東峰村。 広範囲で被害の起こる中、ご縁のある地に入りました。

【令和5年九州北部豪雨】佐賀県唐津市支援レポート 4月25日〜27日

【令和5年九州北部豪雨】佐賀県唐津市支援レポート 4月25日〜27日

■重機隊が能登から佐賀へ、災害地でつなぐ思い

本来では今年の正月明けから始まるはずであった活動でした。
昨年の佐賀県は唐津市七山地区の土砂災害案件。

崩れた土砂から家に向け水が出て、土砂を側溝に押し流している為、崩れていない山を切土して水道をつくり、家とは別な箇所への水の切り廻しが必要な現場でした。
大掛かりに段取りが必要で、地元の皆さんが主体となるようにとする思いから、正月明けにじっくりと構えて施工するつもりでした。

予期せぬ元日の能登半島地震。
関係各位との協議の末、延期を決断して能登入りをしました。

「能登の人々の命が優先だから、構わず頑張って来てね」と、自らの案件が後回しでも構わないとする住民さん。
「出水期までには水道を切り廻し、大雨が来ても安心出来るようになれば嬉しい」と話していました。

何度も現場を訪れて、施工の仕方を協議して来ました。
段取りを進めて4月末から入る事を、事前に話していましたが、重機を持って現場に行くと、待ってましたと安堵する住民さん。

忘れられているのでは?と、不安になったと正直に話してくれた住民さん。
能登での活動を労って下さりながら、唐津に来た事をとても喜んでくれました。

地元佐賀の富士町で、自伐型林業を営む仲間と共に行った、地山の整形と水道の切り廻し作業は、予想よりも早く、住民さんが驚く程に、これまでの景観を変えて、安心して出水期に対応出来るようになりました。
「機会が出来たら、自分も能登にボランティアに行くから!!」と、話してくれた住民さん。

最後に堅く握手を交わし、しっかりと約束した事を護れた喜びを噛み締めながら、唐津の難関土砂案件、完了しました。]

重機隊 (萬)

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