6月8日~16日

3月に起こった地震から3か月。
各地でニーズは落ち着いてきていますが、雨が強く降る日が続き雨漏りの連絡なども入ってきています。
中心的に活動していた山元町のお隣、亘理町。

こちらでもブロック塀の除去ニーズがあり、危険度が高いためOPEN JAPAN重機隊で対応をしました。

亘理町にはB&G(ブルーシー・アンド・グリーンランド財団)と日本財団が日本各地の拠点54か所に提供している重機が配備されています。

OPEN JAPANからも配備先の拠点に重機講習の講師として協力をしています。

今回、配備された重機を使用して活動に当たりました。

築150年のお宅で、ブロック塀も地区で一番最初に建てたブロック塀とのこと、鉄筋も入ってはいましたが経年劣化で腐食しており、道路側に向かってぐらぐらと動いていました。

家のお父さんが自分で単管を組み、ブロックを押さえていましたが、余震があったり風が吹いたりすると周りの方に被害を与えてしまうのでは、と心配で眠ることができなかったとおっしゃられていました。

真新しい重機のアタッチメントをバケットからハサミに換え、ブロック塀を倒しながらダンプに積み込みました。


午前中いっぱいで作業はめどがつき、道路の掃除まで終えるとお父さんとお母さんが何度もお礼をいってくださり、にこやかにお見送りをしてくださいました。


各地に配備されている重機。

使い方を覚えて、いろんな人が活用できる仕組みができるお手伝いも継続して行っていきたいと思います。

そして、なによりその重機を何のために使うのか。
おうちの方の笑顔を見ながら、そのことをもう一度思わされました。

引き続き、地震の対応とともに丸森町に残る台風19号の被害対応や各地での講習に講師としてメンバーも各地に散りながら今週も活動をしています。

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