【川根本町ボランティアコーディネーター研修会講師派遣】

先日、川根本町で開かれたボランティアコーディネーター研修会で、『受援力』とはについて講習いたしました。
受援力とは、一言で言えば『助けて』と具体的な内容と共に支援を求められる力とされています。

なかなか聞きなれない言葉かもしれませんが、支援する側だけではなく、支援を受ける側も力がないと円滑な支援に広まって行かないこと、
繋がらないと、災害が多発する中だからこそ発せられた言葉なのかもしれません。

今回、この言葉どのように伝えようかと悩みましたが、先の災害で一緒に活動した住人さんも見受けられ、話し手側としては緊張が解けました。
川根本町での事例や他の被災地での事例を話し、ワークショップを開催。

災害が起こったら、どんなことが起こるか、困るか。
川根本町の支援力はどんな物、団体、仕組みがあるのか。
川根本町のその資源(力)をもったとしても課題になること、困り事は何か。

それぞれのグループでディスカッションしてもらい、『一家に軽トラ1台』や『自給率の高さ 』など、川根本町らしい内容が出てきました。
そして、自分だけの発想だけではなく、他社との話の中から解決策が生まれる場面も。

被災を受けたからこその考えもあったりしましたが、横の繋がりの強さやこの街だからの強みや課題を一緒に考えられた、貴重な時間となりました。
(て)

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