秋田県豪雨【秋田県秋田市】支援活動レポート　9月8日~17日

発災から2か月。
つい先日まで猛暑日が続き。救急車とすれ違わない日がなかったほど暑さでしたが、朝晩はだいぶ秋の気温になりました。
途中またあらたな災害が各地で起こり、私たちも福島県いわき市で活動を開始、秋田と並行し、東北での活動が続いています。

秋田市社協中心となり行ったローラー調査は、県内外の応援社協の力添えもあり調査件数が15,000件を超えました。私たちに依頼される床下確認のニーズがだんだんと落ち着いてきました。
お宅によっては水はけが悪く、人力で床下の水を排出する活動もおこなっておりますが、技術系団体として現在力を入れていることは2つあります。
ひとつめは、サーキュレーターを仕掛けたニーズの乾燥の確認とともに、『2か月たった今の住人さんの状況』を伺いながらまわっています。

『大工さんの進捗状況』や『罹災証明のこと』、『現在の食生活や睡眠状況』等々、、、
十人十色のスピードで十人十色の声が聞こえます。
気になる方は社協の方や関連団体と情報共有を行いその先をお互いに繋ぎ・確認していきます。

もうひとつは、要配慮の方やご事情がある方へ、冬対策の一環である仮床設置の活動です。
地元企業の『秋田プライウッド』様より秋田市社会福祉協議会へ無償提供いただいたコンパネを使用し、家屋の応急処置を進めています。

また、連携団体のBOND＆JUSTICEさんも炊き出しを続けてくださっています。
今回は秋田の様々な企業様より食材の提供もあり、地元のあったかい思いが詰まった炊き出しとなりました。
何回か開催されている地域では、『ほんとにいつもおいしい炊き出しをありがとう！』とみなさん笑顔でお持ち帰りしていらっしゃいます。