【令和6年能登半島地震】支援活動レポート 2月23~28日

【令和6年能登半島地震】支援レポート 2月23~25日

■津波の跡にたちて
本当は、まだ現場を観る自信はありませんでした。
地震による家屋の倒壊に、津波の追い討ちを受け、火災で焼け出された地区を観る自信が。
故郷石巻のあの時が、脳裏に甦るようで。

それでも被災された皆さんは、後片付けをする為に、必死に現場に足を運び、絶望の縁から立ち上がろうとしている。
被災された皆さんと一緒に、自分も立ち上がらなければ…。

そんな想いで現場調査に向かった能登町は白丸地区。
やはりあの時の石巻と何ら変わりなかった。

その中で、住民さんから災害ボランティアセンターにニーズが上がったのは、波打ち際まで引き波に流された車の引き出し。
現場を観ると車の隣に転覆している船外機船。
そして住民さんの息子さん家庭が住んでいた家の2階部分。
メディアでも報道され、津波被害の凄さを印象付けるものとなっていた。
「日増しに砂に埋もれて行くんだよねぇ~」
そんな住民さんの声や、地域の皆さんの想いを鑑みると、少しでも早く引き出ししなければと思いました。

OJと仲間達の皆さんと共に、車と船外機船をまずは引き出し、並行して流された家屋の2階部分の瓦を取り外し、翌日多くの仲間達の下で瓦を屋根から下にバケツリレー。
人手が多い内に大部分を解体して、波に弄ばれないように元の位置へ。
次の日は床の部分を干潮時に引き出し、車と船外機、そして流された家屋の2階を引き出す活動は完了しました。

依頼された住民さんご夫妻に、頭を深々と下げられ、感謝の言葉を頂き、同じ津波の被害を受けた1人の人間として、少しでも景観を変える事で、あの時と同じく、立ち上がろうとする想いになって行くんだなぁと思いました。

これまで大事に乗って来た車が、ようやく引き出され、解体業者さんに引き取られて行くところを、悲しげに見詰める住民さん。
その後ろ姿に涙が止まりませんでした。

仲間の1人がインスタに、引き出しの様子をアップすると、船外機の持ち主さん家族から、感謝のコメントを頂いたと聞く。
このまま砂に埋もれてしまうのだろうと、諦めていたようだと言う。

全てが完了して、重機をダンプに積み、ベースに戻る道すがら、地域の皆さんから「ありがとねぇ~」と言われる。
ダンプの中で大声を張り上げ、大泣きする自分がそこにいました。
(重機隊 萬代)

【令和6年能登半島地震】支援レポート 2月26~28日

発災以来二か月、たくさんのわかものが活動に参加しています。
今回は学生団体「わかものと」から3人と5人のチームが続いて参加。

一緒に活動しながら「年上って避けてましたけど、なんか年上も悪くないなって思えるようになりました」と言ってくれた学生の言葉がリアルで大人たちは少しドキッとしました。
年代や国籍、性別なんかで別れるのではなく、一緒にまじりあって、能登のために何ができるか。老いも若きもみんなが学び、そして行動する時です。
参加してくれた中から「ぽぽ」と「そら」の二人からの感想レポートです。

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■ボランティアの、利害などがあまり介さない、人本来の支え合いの場所を体験してみたく、今回参加を決めました。
被害状況など、ひどいことは想像していましたが、それを遥かに超える規模の被害と、復興の進んでなさを感じました。

被災者の方々は、もちろん辛い思いは抱えつつも、前を向いていて、笑顔や、プラスのエネルギーの伝播ってものの偉大さを再認識しました。
皆、初対面のチームでしたが、一人一人が特技を活かして、一人一人が役割を持って活動できていたような気がして、なんだかそれがすごい素敵な空間だと感じ、またうかがいたいと思っています。

自分が世の中にあったらいいな、と思っている人の思いやりやそういったもので溢れる空間がありました。
お世話になりました。ありがとうございました。(ぽぽ)

■正直最初は被災地の現状がどうなっているのかとボランティアとはどんなことをするのかという興味本位で今回参加しました。
しかし、実際に赴くとそこはどこから手をつけていけばいいかわからないくらい被害が広がっており、なぜニュースでもっと大々的にしないのか、自分の知識も浅はかだったと実感しました。

これは実際に現地に行かないと絶対にわからないし、1人でも多くの人たちが現地に行き、この困難な状況を乗り越えようとする人が増えればいいと思います。
もう一つ感じたことが、人のために行動することで自分も相手もハッピーな関係になれる素敵さです。

そこにはプライスレスな空間が広がっており、誰かが困っているから自分がやる、自分が困っているから人に助けてもらう。という資本関係なしに本来の人間関係を感じることができたし、これが地方のみならず都心でも広がっていけばいいと思ったし、自分が先頭に立って広げていく!と心から思えました。
この度は本当にありがとうございました。(そら)

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