• [2022年]令和4年福島県沖地震
  • 2022年3月16日深夜最大震度6強の地震が発生。 一年前と同じ福島県沖を震源とした地震だったが被害が明らかになるにつれ、前年よりも広域で被災されていることが判明。 宮城県を中心に地元団体として活動を開始。

令和4年7月18日月曜日

昨日は水害に見舞われた大崎市の水害対応班と柴田郡柴田町の三月の福島沖地震屋根被害による雨漏り対応班とに別れての活動でした。

屋根上作業では今回もピースボート災害支援センターの川村さんご夫婦と一緒に活動させていただきました。

事前の現地調査で、住民さんが自分で屋根に登り、一生懸命に張ったブルーシートを風で飛ばないようにして欲しいというご希望を聞いていました。

しかしながら、重石としている石やコンクリートブロックが強風でブルーシートと一緒に落下する危険性もあるので、今回は全て撤去してコンクリート瓦と相性の良い粘着ルーフィングを使って雨漏りの原因となっている大棟の周辺を覆って、雨漏りと強風対策をすることにしました。
先ずは、ブルーシートを剥いで地震で崩れてしまった大棟を真っ直ぐに整えてから粘着ルーフィングを丁寧に貼り付けて、あっという間に作業は完了しました。

更に、私達の屋根上活動を見学していた向かいの家の住民さんの屋根にも雨漏りがあり、同じようにブルーシートが張ってあったので、いろんな事情を聞いてから屋根上活動して粘着ルーフィングを貼り付けて雨漏り対策させていただきました。

今回のように屋根上活動をしていると、同じように屋根に被害を受けた住民さんが、自分の自宅の屋根もやってもらえないだろうかと話かけてくれることがあります。

役場や社協さんのような行政としては、住民の皆さんに対して、雨漏り対応してくれる私達のような災害支援団体がいますよと、周知徹底するために、チラシや広報紙を配布してはいますが、全ての住民の皆さんが目を通しているとは限りません。

また、屋根上活動している私達の姿を見て、住民さん同士が話しをして、初めて私達の存在を知ることもよくあります。

このように、遠くからも目立つ屋根上活動だからこそ出来る広報作戦ですので、なるべく目立つ色の服装で活動するようにして、私達の存在を知ってもらうことから始めて、一軒一軒丁寧に対応し、住民の皆さんの気持ちに寄り添いながら、信頼と安心感を得ていきたいです。

全ては、被災された住民の皆さんの
「その先の笑顔のために」想いをつなげていきます。
(本多)

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