• [2022年]令和4年福島県沖地震
  • 2022年3月16日深夜最大震度6強の地震が発生。 一年前と同じ福島県沖を震源とした地震だったが被害が明らかになるにつれ、前年よりも広域で被災されていることが判明。 宮城県を中心に地元団体として活動を開始。

【令和4年福島援沖地震支援】重機&チェンソー講習会

重機&チェンソー講習会編

GW、まだまだ制限下にはありますが、久しぶりに規定した感染対策を講じて集まってくれた仲間たちと一緒にボランティア活動を行うことができました。
今回、現場での活動に加え、重機とチェンソーの講習会も行いました。

重機は実際の活動現場でOJ重機隊の萬さん島さんによりいつも来てくださるボランティアの皆さんにむけて行いました。

以前にもOJ重機講習を受けたことのある方たちもいましたが、安全確認から基本動作まで実機を動かしながら感覚をつかんでいました。
夕食後の時間には屋根活動担当の本多さんが毎日ロープワークのワークショップを開いてくれました。

またチェンソー講習は参加してくださっている「臨坊」のメンバーにチェンソーのプロの方がおられるため、講師をお願いしました。

こちらはチェンソーの資格講習では教わることが少ないメンテナンスについて、特に「目立て」(刃研)について教わりました。チェンソーの刃の仕組みから、なぜチェンソーが木を切れるのか、そしてどこをどのように研ぐことできちんと木を切ることができるのか。
非常にわかりやすくセオリーを教えてもらいました。

これらの講習を受けることですぐ重機やチェンソーを使えるようにはなりませんが、理解をすることで現場での作業の安全性、どこに近づくと危ないのか、どこにいれば安全なのか、どのような使い方をしてはいけないのか、といったことがわかります。

それが自分の安全、また活動場所にいる全員の安全を意識することにつながります。
そして何度も反復する中で身についていく技術もあります。
重機やチェンソーなどを使っているとその道具を使うことに一生懸命になってしまうケースをときどき見かけることがあります。個々が道具を使うことができても、それに没頭して現場全体の安全管理がおろそかになってしまうことが一番危険です。

私たちにとって重機やツールはあくまで道具。なんのために私たちボランティアが道具を使うのか、その目的を常に持ちながら、活動の安全性を確保するための取り組みも進めて行きたいと思っています。

幸い丸森町には広い自然があり、さまざまな講習フィールドに適した場所がたくさんあります。また地域の方たちも2019年の台風19号災害を通し、重機やチェンソーをもちいた防災対策などに取り組んでおられます。
私たちもこの場所で活動しながら、習熟度や目標別にプログラムを作成して、こうした講習を重ねていきたく思っています。

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