秋田県豪雨 【秋田県秋田市】支援活動レポート 9月1日~7日

9月最初の週末は各地から仲間たちがかけつけてくれました。

週末ごとに来てくださる援人のみなさん、岩手の団体・JUMPのみなさん、チームふじさんはカリタス南相馬のみなさんと参加。

そしてKEENからも秋田支援第二陣の7人が到着し、いつもの仲間たちと一緒に大人数での活動となりました。
KEENと一緒に入ったのは床が抜けそうになっていたため手つかずのまま残っていたお宅。

住人さんと荷物をひとつひとつ選別して運び出し。
すでに床が落ちてしまっていた部屋から箪笥を引き上げ、ようやく畳が出せる状態になりました。

畳をすべてあげてみると床板が落ちかかっている状態でした。
住人さんは罹災証明の結果も来ており、応急修理費用制度を使って大工さんに見積もりをお願いする段取りまでできていたので私たちで床板もはがすことにしました。

丸森のボランティア講習会で床板はがしの説明を受けていたみなさんに実践講習。
ボランティアではがすと災害廃棄物として引き取ってもらえるため、見積もりから作業料と廃棄料が差し引かれます。その分ほかのところに応急修理費用制度のお金をかけることができます。

一日がかりですべての作業を終えると住人さんが
「ほんとうにお願いしてよかった」
とみんなに言ってくださいました。

翌日は打って変わって山の集落で重機作業の手元を行いました。
こちらも住人さんが一緒にずっと作業を見守られ、お話をしながらの活動でした。

さまざまな現場を体験し、より一層災害ボランティアの意義を明確にしておられました。

援人のみなさんは二日間床下での作業、断熱材の乾燥処理やいまだにたまっている水を抜く活動を行ってくださいました。
JUMPのみなさんは床板をすべてはいでしまったお宅での仮床張り。
生活の導線をたもつためにコンパネをきれいに敷き詰めてくださいました。

たくさんの仲間たちが集まることで、多くの住人さんたちの生活が少しでも暮らしやすくなるように動いています。
3日~5日はボランティアセンターが休止、私たちも4日午後から5日にかけては活動を休み、休養の時間を取りました。

災害が続き、一度動き出せばなかなか休む間もない日々が続いてきました。ゆっくり休ませてもらい、リフレッシュして活動再開しています。

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