台風2号水害 【支援活動レポート】静岡県掛川市 7月8日

【心が軽く】台風2号支援 静岡

6月2日の台風2号の影響で、線状降水帯の発生に伴い、
大雨により家の裏山が倒木と共に土砂崩れを起こした掛川の案件。
先月の24日に県社協・掛川市社協、そして倒木の処理を打診していたおおいがわ森林組合さんや、
OJと仲間たちの皆さんで現場に集い、住民さんや地元区長さんらと今後の支援活動のを協議・議論・検討し合いながら進めて行く事を確認。
その後の天候を見ながら、コツコツと倒木のチェーンソー等による処理や、
土砂の借り置き場となる畑への倒木利用処置などを含め、崩れた土砂の家屋からの切り離しを進めて来ました。
土砂崩れ発生から一月余り、ずっと土砂が家に押し付けられている光景を見て来た住民さん。
心も身体も「また大雨が来たらどうしよう…」と、恐怖と不安で強ばっていたと話されました。
仕事を終えて帰宅して、我々がその日の活動終いをしていた時のことです。
家に押し付けられていた土砂が、ほとんど取り除かれていた状態を見て、驚きの余り大きな声で話しをされる住民さんがいました。
「久しぶりに家の裏側を見て、とても心が軽くなりました」。

土砂が取り除かれたら連絡をするように水道・電気・浄化槽関係者から言われていたので、住民さんは即座に連絡を取っている様子でした。

「お陰様で心が軽くなりました」と、改めて感謝の言葉を述べてくれる住民さん。

その言葉に改めて、ボランティア冥利に尽きると、我々も嬉しくなりました。
我々は土砂を取り除くのではない。

被災された皆様の心の負担を取り除くのだと。

(重機隊 バ)

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