• [2022年]8月豪雨 秋田・青森
  • 2022年8月3日、日本各地で大雨が降り広範囲に災害が発生。山形、新潟の支援に続いて秋田・青森で活動を開始、並行して岩手などその他の各地域の社協とも連携しサポートをおこなった。

令和4年8月豪雨レポートまとめ【青森県弘前市・鰺ヶ沢町】9月22~25日

【令和4年8月豪雨支援】
青森県弘前市、鰺ヶ沢町支援 w/ KEENスタッフ 9月22~25日

■弘前市
弘前市では市役所と社協が協働してボランティアセンターを開きリンゴ園地復旧のお手伝いにあたられていました。
私たちも市役所りんご課のみなさんと社協のみなさん、そして応援してくださるライオンズクラブ国際協会district332-A地区のみなさん、そして弘前消防のみなさんと復旧活動にあたっています。

チェンソーで洪水で倒れたり、枯れたりしたリンゴの樹を伐採し、重機で残った切り株の抜根を行いました。園主さんが手間暇かけて育成してこられたリンゴの樹。
これからというときに被災したリンゴ畑をどうしようかとなやんでおられる中、リンゴ課のみなさんが細かく状況を聞いてつないでくださいました。

25日はボランティアセンターの最終日でした。たくさんの方が参加してくださり、ライオンズクラブのみなさんも炊き出しを行って私たちにもふるまってくださいました。
また、今後もリンゴ園での伐採や抜根を引き継いでくださる弘前消防にライオンズクラブからチェンソー3台と付属装備一式の寄贈もありました。

弘前市長も現場へと足を運んでくださり、ご挨拶もいただきました。官民一体となって地域のシンボルであり、主要産業であるリンゴの復活へと取り組んでおられます。

私たちもその一部をお手伝いさせてもらい、また東北の暖かさを知りました。

■鰺ヶ沢町
町社会福祉協議会と連携しながら進めてきた家屋の対応もかなり進み、めども見えてきています。しかし冬を前にまだまだやるべきことは続きます。
鰺ヶ沢社協の皆さんは、局長はじめ積極的に現場へと足を運んでくださいます。これから私たち外部のボランティアがいなくなった後のことも考えて動かれています。

この週末は復旧が遅れていたお宅2軒で活動。水害当時のまま畳もあげておられない状態で住人さんもどうしてよいか悩んでおられました。
社協の皆さんが細かくヒアリングしてくださり、1軒は社協スタッフで畳出しも終えられていました。私たちも家財出しや床の復旧などにあたりました。

「一人で片付けてても、なんも変わんなくていやになっていたけど、これだけ見た目が変わればありがたいです」と住人さんがおっしゃってくださいました。

あともう少し、私たちも次なる災害支援にむけて準備をしていますが、まず鰺ヶ沢町での託していただいたニーズをしっかりと手掛け、つないでいきます。

■KEEN、力をひとつに。
私たちの災害支援におけるパートナー、KEEN。シューズメーカーにとどまらず環境へのとりくみや災害への支援を行っておられます。
今までもあちこちの災害でマンパワーとしても活動に参加してくださっています。

今回も青森で2回目となるボランティア。24~25日に鰺ヶ沢と弘前で活動してくださいました。
鯵ヶ沢町では家屋の荷物出し。丁寧に住人さんとコミュニケーションを取りながら必要なもの、処分するものを分けてくださいました。住人さんも安心してくださいました。

また弘前ではリンゴ園で伐採した樹の運び出し。気温も高い中のパワープレイでしたが、チームワークを活かして目標をクリアしてくださいました。
現場で、後方で、常に支えてくださるたくさんの仲間たちにこころから感謝を申し上げます。

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