【令和6年能登半島地震】支援活動レポート 3月6~10日

【令和6年能登半島地震】支援レポート 3月6~8日

最初に物資をもってきて以来、ずっと通われているカインズのみなさん。
持ち込んだ3,000枚の着る毛布を配るお手伝いから、いろいろお話をしたところ自分たちで配り届けたい、との展開になりました。
数次にわたり現地入り、先日3,000枚を住民の皆さんに届けきりました。

その中で大変な状況の中に置かれた住民さんたちが、自分たちの商品を手にされ喜ばれる姿に触れていかれました。
宿泊も私たちとともにして、すっかり活動メンバーの一員となられていました。

先日はカフェブリッコを展開するカインズフードさんも一緒に能登入り。マフィンとコーヒーを避難所や役場で配られました。
たくさんの物資が届きますが、物資と同様に必要とされるのがそれを必要とするみなさんに届ける人員です。
ボランティア同様、自己完結で物資配布を行う企業、とても頼もしい仲間ができました。

 

【令和6年能登半島地震】支援レポート 3月8~10日

■技術系案件への対応
社協からのニーズへの対応も続いています。
災害ボランティアセンターで対応が難しいブロック塀の解体や家屋の応急復旧、重機系作業、応急危険度判定で危険と判断された家屋からの貴重品取り出しなどが主な内容です。
週末もあり、各地から仲間が駆けつけてくれました。

 

ブロック塀の解体、倒れているものは処理も早いのですが、倒れかけのものは十分な注意と安全管理が必要です。
住人さんも隣家に迷惑をかけるのでは、通学路に余震で倒れたら、とずっと気がかりになっておられました。

今回新たに追加導入したエンジンカッターやハンマードリルを使いながら重機で支えを行って解体します。
細かくしたブロックは許可を得た敷地内においておけば社協のボランティアさんが回収してくださいますし、各自治体からお借りしているB&Gのダンプで直接廃棄場へ持ち込みも行っています。

撤去後は、みなさんがとても安心した顔で何度もお礼をいってくださいます。ブロックの削りカスだらけで真っ白になった笑顔を仲間たちは返していました。

■炊き出しとリユースディッシュカー
能登町を中心に珠洲市でも炊き出しを行っています。
今回もいつも顔を出す避難所で炊き出しを開始。

各地の仲間たちからいただいた食材やコーヒーを避難所の皆さんにお届けしました。
具材を自分で選んでその場で焼くホットサンドは大好評です。1月4日に最初にお邪魔した避難所でもあり、みなさんもすっかりなじみの顔で迎えてくださいました。

食洗器号も一緒に出張、使い捨て容器を使わないようにお持ち帰り以外はリユース食器を使用してその場で洗います。
株式会社エコナノクラブさんから環境にやさしい業務洗剤もご提供いただき、より清潔でごみの減量につながる炊き出しが実現できています。

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