秋田県豪雨水害【秋田県秋田市】支援レポート活動まとめ 8月1~6日

~住民の皆さんへ講習会を開始~

 

8月に入り酷暑日が続きます。

秋田名物竿灯まつりを前に練習のお囃子がところどころから聞こえています。

社協の皆さんと一緒に現地調査に回りながら、被害にあったお宅の対応方法や乾燥のアドバイスなどを行っています。

また廃棄物の搬出や移送なども軽トラ部隊をつくって社協のボランティアさんと連携しながら積み込んでいます。

週末にはフェニックス救援隊のみなさんが何度も軽トラを仮置き場まで往復して運んでくださいました。

昨年の水害で秋田県上小阿仁村でご一緒した曹洞宗青年部会のみなさんと一緒に活動する日もありました。

いつもきてくださるボランティアチーム援人のみなさんや、チームふじさんのみなさんは床下の水抜きや断熱材の対処など、さまざまな活動が続いています。

被害の大きかった楢山地区では仲間の団体とともに水害にあったお宅の復旧へ向けた講習会も行いました。
「どのようにしていったらよいのか全く分からない」「石灰はまいてもよいのか」「どれくらい木が乾燥すればよいのか」
といった質問が住民さんからたくさん寄せられました。
ひとつひとつ回答しながら、希望するお宅にはそのまま現地調査に伺いました。

お宅に伺い、一通り対処法や今後の行程をご説明すると、「それが聞けただけでも安心できるわ、本当に何もわからないし、不安だけがつのっていたから」と笑顔を見せてくださる方もおられました。

会場ではOJ名物かき氷の「かき出し」も久しぶりに行い、冷たい氷に住民の皆さん、ほっとした顔で応えてくださいました。


秋田に限らず、災害のあった場所は日が経つにつれニュースからは忘れられていきます。

でも、いまだ路地には被災した家財が山積みとなり、家の中には湿気がただよっています。

濡れた床で寝ておられるというお年寄りの方と出会ったのも一度や二度ではありません。

なかなか声をあげることのない忍耐強い秋田のみなさん。

少しでもお声を拾いながら、できることを続けていきます。

そして8月6日からは丸森町で災害ボランティア研修を受けたKEEN災害支援チームの皆さんが活動に参加してくれています。

秋田のみなさん、そして仲間たちとともにみんなで日々をすごしています。

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