• [2022年]台風15号 静岡支援
  • 台風15号により広域で被災した静岡県。 7月・8月豪雨で東北を中心に活動し、一路南下。 静岡県での活動を開始した。

台風15号支援レポートまとめ【静岡県川根本町】 1月5~9日 (2023活動開始)

【台風15号静岡県支援】 川根本町・磐田市・藤枝市 1月5日

旧年はみなさまの温かいご支援、応援本当にありがとうございました。

新しい年がはじまりました。
昨年に引き続き、川根本町において5日より活動を開始しました。

昨年より活動している現場では住人さん、役場の担当課のみなさん、社協さんと顔合わせしながら今後の進め方を確認しました。どこまで何をやるかを明確にしながら予定をたてていきます。

件数は少なくなりましたが、土砂案件が続きます。
本年も仲間たちと一緒に継続して活動を進めるとともに、講習会や災害支援拠点整備、支援活動の備えにも注力してまいります。

さらなるご支援、応援よろしくお願いいたします。

【台風15号静岡県支援】 川根本町 1月6日~9日
新年の活動が始まり、今年初の連休を迎えました。
活動初めは4人と少人数でしたが、各地から仲間たちが駆けつけてくれて3つの現場を並行して進めることができました。
※現場1
昨年から続けている川沿いのお宅は年末に壁の除去を行い、年始に現在仕事で県外におられる住民さんとの打ち合わせも行いました。
床はがし、さらには4か月濡れたままになっていた根太(床の下地)も撤去することになりました。
ボランティアチーム援人のみなさんがきてくださり、予定の部分まで作業を終えることができました。
こちらの現場は日中も日が当たらない山の谷間。
気温がほかの場所より2度ほど低く、泥も凍ってしまうような現場でした。
あとは床下の泥だしなのですが、泥が凍らない気温をねらって続きを行います。
※現場2
さらに新しい現場として、昨年現地調査し、今年着手した解体予定のお宅。
空き家をリノベーションしてお店にしようと買われたお宅でしたが、買ってすぐに被災。住居ではなかったため解体するにも公的補助がフルには受けられない状態でした。
地域のコミュニティハウスにもしたかったという住人さん。跡地にまたお店を作りたいと願っておられます。
可能な限り解体費用が抑えられるように私たちも役場と相談してお手伝い。まずは家の中に重機を入れ土砂の撤去からはじめました。
並行して住人さんと一緒にできる部分の解体を手作業で進めています。
料理人でもあるご主人が作ってくださるお昼のまかないにすっかり胃袋をつかまれてしまいました。
※現場3
さらにもう一軒、昨年からの宿題だった案件にも着手しました。
工場で働く海外からの従業員の宿舎が被災してしまい土砂に埋もれたままでした。
建物の再建はしませんが、国から持ってきたものなど貴重品などもあり掘り出してほしいとの依頼でした。
SEEDS OF HOPEのとーるさんが重機で家屋内まですすみ、居住スペースだったところを掘っていきました。
従業員の皆さんも出てきたものを自分たちの目で確認できて気持ちの整理ができたようでした。異国の地での被災、大変だったと思いますが、少しでも気持ちが落ち着いてもらえたのならなによりです。
※仲間たちと
どの案件も人手が必要な活動でした。前出の援人さん、さらに神奈川から毎回来てくださる重機エンジニアの福田さん・新井さん、同じく常連のヤンさん、またカタール帰りのリキとその友達若者5名が集まってくれたおかげで進捗状況は順調です。
平日は少数の人数に戻りますが、各地からの応援に勇気づけられて残るニーズを進めていきます。

マンスリーサポーターになる・単発寄付する

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。