令和4年8月豪雨レポートまとめ【秋田県上小阿仁村】9月20日
【令和4年8月豪雨支援】9月20日
本日は台風14号を見据え安全を確保しつつ、天候をみながら今後に備えて重機の回送等を行いました。
以下は、9月14日で一区切りとした秋田県上小阿仁村での活動についてです。
⬛︎秋田県上小阿仁村
ボランティアセンターは立ち上がらず、地域の方々で復旧にあたられていた上小阿仁村。
重機による家屋周りの土砂撤去や家屋復旧作業のお手伝いをいたしました。
その後は、行政では対応が困難な、土砂崩れによって倒壊した小屋(2階建て)の解体や分別作業を行いました。
家主のお母さんは、不安で夜も眠れなかったそうです。
無事に解体が完了し、搬出物の目処が立つ頃には冗談も交えながら笑顔でお話ししてくださいました。
「本当に安心しました。」と。
家屋復旧作業では、毎週末東京から秋田や青森まで駆けつけてくださる援人さんによる土砂出し。
その後、家屋内から出た土砂を重機とダンプで搬出。
大工さんであるおざざさんがブラシがけや消毒、最後の仕上げを行い、大工さんである息子さんに引き継ぎました。
こちらのお宅は、大量の土砂で畑も埋もれていました。
息子さんに声をかけると、アスパラ、えだまめ、里芋、さつまいも、ナス、ピーマン・・・たくさんの野菜をご家族で楽しみに育てられていたことがわかりました。
それを聞いた岐阜のとおるさん、重機で土砂を掻き出せるだけ掻き出し、あとは手作業で埋もれていた畑を掘り出していました。
お母さんと息子さんの喜ぶ姿を想像しながら。
ここでニーズがひと段落したため、お借りしていた公民館をお返しし、上小阿仁村での活動を一区切りとしました。
上小阿仁村では、地元の方がボランティアとして連日参加してくださり、家屋復旧に伴う一連の流れをお伝えすることができました。
また、地元曹洞宗の方々へ今後ニーズが出てきた場合に向け、引き継ぎを行いました。
もともと重機を扱える方が多く、結という助け合いの力が強い地域でしたが、地元の方々に引き継ぐことができ、地域力の大切さを改めて感じました。
上小阿仁村のみなさん
ご縁や繋がりで共に過ごしていただいたみなさん
ありがとうございました。
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