• [2024年]能登半島地震・豪雨
  • 令和6年1月1日地震発生、3日より能登入りし活動開始。 9月21日には豪雨災害も併発、能登町を中心に奥能登各地で活動を展開する。

【令和6年能登半島地震・豪雨】支援活動レポート 12月30~1月4日

【令和6年能登半島地震・豪雨】支援活動レポート 12月30~1月2日

新しい年を能登町で迎えました。
活動は休止していましたが、年末には仮設住宅で住民さんとおもちづくりをしたりしていました。

大晦日から新年にかけてはLOVE FOR NIPPONが主催するキャンドルナイトに私たちも共催して年越しを迎えました。
毎年大晦日に地元の皆さんがあげているカウントダウン花火にあわせて「いやさか広場」で開催しました。
年末年始にもかかわらず、仲間有志が20名ちかく集まりました。

私たちはODEN JAPANとして会場広場で交流の場をつくり、橋の下世界音楽祭も串カツを提供、地元のマッハコーヒーさんもコーヒーの提供を行ってくださいました。
地元の新村新友会のみなさんも物資配布をおこなわれ、三々五々集まってこられる地域の皆さんと一年間のご挨拶もできました。

「お正月がこわい」「仮設では孫たちも呼べんから正月にもならん」「一年がはやすぎる」
そんなお声を年末からあちこちでお聞きしていました。

少しでもそのお気持ちを和らげることができるよう、なにができるわけでなくとも、いっしょにここにいることが大事なことだと思いました。
住民の皆さんや各地の皆さんが思いや願いを描いたキャンドルが灯り、私たちも赤提灯を灯しながら夜を迎えました。

0時ちょうどに宇出津港に花火があがりました。
集まっていたたくさんの人たちは万感の思いを込めてその花火を見上げておられました。
花火が終わったとき、一瞬の静寂があってから感嘆の声が静かに広がっていきました。

あけて翌日元旦は地震の起きた16時10分の前後に同じ会場でキャンドルを並べ、私たちもお茶とおぜんざいをお出ししました。
町の中心部に出てこられない方々もいらっしゃる中、2か所の仮設住宅の集会所にも分かれてお茶会をしながら、おひとりで過ごされている方たちとその時間をすごしました。

LFNのみなさんは津波のあった白丸地区でもキャンドルを行い、わたしたちもマッハコーヒーさんとお茶をお出ししました。
16時10分、みなさんと黙とうをささげながら同じ時間を迎えました。

この一年、たくさんの方に支えられながら私たちの活動を継続することができました。
そして、たくさんの地域の方たちとつながることができ、みなさんからの支援をお届けすることができました。

新しい年、なにかが少しでも前に進み、希望がふえるように私たちは能登での活動をいましばらく継続していきます。
旧年中のご支援に深く感謝を申し上げるとともに、新しい年もみんなでともに進んでいきたいと思います。

「その先の笑顔のために」

本年もよろしくお願いいたします。

【令和6年能登半島地震・豪雨】支援活動レポート 1月2~4日

年末年始の片づけを行い、集まっていた仲間たちもそれぞれの場所に戻っていきました。
帰る前にみんなで私たちがお世話になっている宇出津の白山神社と酒樽神社に初もうで。

酒樽神社では私たちが昨年、同社を皮切りに各地の鳥居撤去を行っていたことに伴い、鳥居にまつわるお話を宮司さんから聞かせてもらいました。
4日には毎年行われている出初式。

能登町内の分団が集合し一斉放水をおこないました。
昨年のその日には地震で執り行うことができず、会場の海辺の駐車場には私たちが野営させてもらっていました。

少しづつですが、町の生活が歩みだしています。

今年も一年よろしくお願いします、と出会った皆さんとお話をしながら、新しい年も地域の皆さんと同じ歩幅でいっしょに歩いていきたいと思いました。
数日活動は新年休みをいただき7日を目安に活動再開の予定です。

 

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