【令和6年能登半島地震】支援活動レポート 1月26~28日

【令和6年能登半島地震】支援レポート 1月26日

2019年の台風19号で被害をうけた宮城県丸森町。
長期支援に入って以降、町から廃校をお借りし私たちの活動ベースをかまえています。
2020年からは町と災害協定を締結し、各地の災害支援をともに行っています。
今回の能登地震にも丸森町から能登町に応援を送るとともに私たちの活動にも参加してくださいます。宮城丸森チー厶活動開始です。

以下丸森町Facebookより

【受けた恩は次に繋ぐ、それが恩返しだ!~町職員5名が石川県能登町へ出発!!】
1月26日(金)7:30、役場職員5名が石川県能登町へ向けて出発しました!
1月1日に発生した能登半島地震の被災地へ、避難所支援や行政支援のために派遣される職員は次のとおりです。

宮城県の対口支援として避難所運営を支援する2名
・商工観光課  課長  大内重幸
・農林課    主事  三枚橋真彦

支援団体「オープンジャパン」(石巻)の要請で被災者支援サポートする3名
・復興対策室  室長  佐藤徳和
・復興対策室 室長補佐 八巻舞子
・総務課    主事  森 匠史

前日の25日(木)に行われた出発式では、商工観光課の大内課長は「台風災害の時の経験を活かして微力ではあるが全力を尽くしたい」と決意を語りました。

保科町長は「令和元年東日本台風の時の全国からの支援を、今度は私たちがする番です。」と力強く語りかけていました。

※広報まるもりとFacebookを担当している私は、令和元年東日本台風災害の際、今回派遣される復興対策室長と室長補佐の直属の部下で避難所や支援物資管理を担当していました。気持ちは2人に付いて行きたいですが、今回は丸森から応援しています!
どうか、ケガのないように支援活動を行ってください。
以上引用___

【令和6年能登半島地震】支援レポート 1月27日

能登へあつまるワカモノたち

阪神淡路大震災からはじまったOPEN JAPANのムーブメント。
29年がたち当時の若者たちも身体の不調を語り合う年齢にさしかかりました。
同時に各地で出会った若者たち、とくに旅人たちが仲間に呼びかけ能登に集まってきています。一緒に活動しながらスピリットの継承もできたらなぁと思っています。

そんな若者の一人、ジミーが今日まで活動してきた感想を書いてくれました。
若さは未来、被災地に力をあたえてくれます。

______以下本文______

5日間の支援活動を経て
初めまして、ジミーです。
OPEN JAPANに身を置いてから早5日、日々慌ただしくも有意義な毎日を送っています。
私はこの5日間、避難所や町内の方々に向けての炊き出しをメインに活動してきました。
地域にもよりますがやはり被災者の方々の声は悲しい声の印象が残ります。

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「お腹が減った」
「ここ最近お肉を全く食べれていない」
「人が作った食べ物を食べたい」
「水がなく調理する環境もない」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

同じ日本に住み多くの人が当たり前の生活をしてる一方で、食べ物すら満足に食べれていない人たちがいるという現実を目の当たりにし、心苦しい思いです。

初日、初めて避難所に行きました。
炊き出しを自分の手で目を見て渡した時のことは今でも強く印象に残っています。

「本当にありがとう」

この言葉を受け取った時、自分はここに来た意味があったのだと感じました。

私事ですが最近までバイクで日本一周をしていました。
能登半島はその時も通っており多くの人からの応援の声、時にはご飯やカンパをいただくこともありました。
支えてくれた人がいたからこそ達成できたと本当に思っています。

今度は自分が誰かを支える番です。
支えて下さった方々が自分にしてくれたように誰かの支えになりたい。

残り短い期間ですが、自分に出来る精一杯をやっていきます。
ジミー

【令和6年能登半島地震】支援レポート 1月28日

偶然にも北と南の想いが1つになる出来事が…

能登町にベースを構えて、日々炊き出し等の支援活動を展開している中、ベースに必要なコンテナハウスを、能美市から4トンユニック2台で運搬。

その4トンユニックのナンバーが、札幌と長崎。
北海道と九州からの想いが、本州の真ん中で形に。

九州テクニカルネットワーク、そして北の国災害サポートチームの仲間の想いが、被災地能登半島の支援活動の形をつくる。

東日本大震災に準ずる今回の能登半島地震災害。
NEXCO料金所の職員さんも、お釣りを受け取る自分の手をしっかりと握り、「ありがとうございます!!、能登を宜しくお願いします!!」と、涙ながらに。

北も南も真ん中も、みんなで一丸となり、持てる力の全てを出し合って、能登北陸地方が自立して立ち上がって行く事を、強く強く願うところであります。

全ては被災された皆様の、その先の笑顔の為に。
(萬)

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