令和4年福島県沖地震【レポートまとめ】3月22日~
【 令和4年福島県沖地震 支援活動】
3月22-24日
今日の被災地は冬に戻って雪が降っています。
地震で被害を受けた屋根にも雪が積もっています。
壁が無いお家天井から空が見えるようなお家で生活している方々もいます。
お風呂の壁が全部剥がれたまま風呂が使え無いお家。
ボイラーが倒れてお湯が出ないお家。
寒さは応えます。
そして
1日数回体感できる余震が続いています。
数の少ない技術系と言われる支援団体では対応しきれない広範囲にわたる被害件数。
課題は多い中、できる事を一つずつですが進めてまいります。(ひ )
※ドローン写真はPBV様より
活動を始めている山元町では屋根上の作業。
活動調整中の角田市では社協さんと打合せ。
そして、急遽のhelp!で、重機隊が亘理町へ向かい活動を行いました。
初期対応の現在ですが、モトローラさんからのサポートでお借りしている無線のお陰で、各地に居てもスムーズに連絡が取れます! ありがたき!(て)
3月25-27日
地震から10日近くたちましたが、体感できる余震も続く東北地方。
OPEN JAPAN緊急支援チームは宮城県山元町、角田市の災害ボランティアセンターと連携して技術案件の現場活動をはじめ連携団体との活動コーディネートや技術ニーズの現地調査、マッチングなどを進めています。
連携する技術系アライアンスでは福島県新地町や南相馬市での活動もはじまり、広範囲に及ぶ被害に鋭意対応中です。日本カーシェアリング協会による車両の無償貸し出しも相馬市で開始されました。
週末には角田市、山元町ともに災害ボランティアセンターに登録されたボランティアさんたちが近隣から集まり、災害廃棄物の回収や家屋内の片付けなどにもあたられています。
山元町には自発的に参加した中学生ボランティア女子二名の姿も見え、地域の方々が喜んでおられました。今回もピースボートボランティアセンターのお二人とともに山元町では屋根上での雨漏り応急対応が続いています。
重機隊は角田市で地震により倒壊した石倉の撤去作業にもあたりました。
連携するボランティア団体「援人」のみなさんも合流してくださり人手と力のいる作業にあたられました。
ブロック塀の除去依頼ニーズも多く、特に敷地内に倒れ掛かったり隣家に倒れてしまいそうなブロックなど、住民さんが気になってしかたないという案件にも着手できました。
「震災のときには大丈夫だったのに今回はダメでした」と言われる住人さんのお声もところどころでお聞きします。
昨年も大きな地震に見舞われ、今まで大丈夫だったところにもダメージが蓄積し、今回の地震で倒壊したと見受けられるケースもあります。
コロナ感染対策を行い、連携団体のレギュレーションを順守して活動に合流してくださる皆さんのおかげもあり、少しづつ前に進んでいます。
宮城の団体として、全国の皆様の応援、ご協力に心からお礼を申し上げます。
被災された地域は広いです。私たちの支援活動もまだまだこれからです。息の長い応援とご支援をよろしくお願いいたします!
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。