【令和6年能登半島地震】支援レポート 6月22日~6月24日
【令和6年能登半島地震】支援レポート 6月22日~6月24日
カヌーにのっと~無事開催しました!
OPEN JAPANの創設者、山田バウ氏はカヌーイストでした。その流れを汲んだ仲間たちもカヌーに乗りながら日本各地で活動を続けています。
発災以来能登に入り各地で炊き出しなど活動をつづけている理事の木村とーるもその一人で、高知県にて四万十塾を開催しています。
奥能登のこどもたちに楽しい時間を過ごすとともに、故郷の自然のすばらしさを体験してもらおうとの木村とーるの呼びかけに応え全国からカヌーイストがかけつけてくれました。
前夜には強い雨も降り、荒天が予想されました。中止するラインは決めながら、予報が変わったときに必ず開催できるようにとアウトドアマンたちが雨天にも対応できる準備を九十九湾野営場で行ってくださいました。
当日、子供たち約40名に保護者約20名、スタッフも含めると100名近い人数が集まりました。
午前中は時折雨も降り、風もありましたが内湾は波が凪いでいてカヌーに乗って海にでられました。
ほとんどのこどもたちはカヌー初体験。
カヌーの部位の呼び方やパドルの使い方からはじまりいざ海に漕ぎ出すと能登の海にたくさんの笑顔が浮かんで進み始めました。
昼食には石巻焼きそばにおこわ、暖かいスープ、焚火ではマシュマロを焼いてクッキーに挟んでスモアを作ってほおばりました。
午後には屋久杉の間伐材から作るお箸づくりや万華鏡づくりのワークショップも同時開催。
海に出る子、思い思いに作品を作る子、親子一緒に楽しみました。
「やっとこんな時期になれたんですね」と一人のお父さんがつぶやきました。
避難所や仮設住宅で生活している子、おとなり珠洲市からも参加してくれたご家族、友達が引っ越していってしまった子。
この半年間、こどもたちはこどもたちの世界でたくさんの苦労をしてきました。
故郷で楽しい思い出が増えてくれたなら、何よりうれしいことです。
賛同してくださったアウトドアのメーカーからご協賛いただいたグッズをみんなでくじ引き、参加したみなさんがおみやげを手にすることができました。
「海は楽しい!」「おじいちゃんも漁師で海でるんだ」「友達といっしょに乗れてちょー楽しかった」みんなたくさんの感想をにこにこ教えてくれました。
能登の未来そのものであるこどもたち。
これからもみんなと一緒にみらいへつながる活動を続けていきます。
参加してくださった方々、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!
カヌーにのっと〜協賛企業(敬称略)
コールマン
KEEN
チャムス
A&F
OUTSIDE
Adventure Vacation Network
エイワ(マシュマロ)
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。