【7月東北豪雨 山形県】支援レポート 8月6日~16日
【7月東北豪雨支援】 山形県遊佐町・酒田市 8月6~9日
山形での支援活動が続いています。
週末には援人と、能登でも一緒に活動したカインズのみなさんが遊佐町に駆けつけてくれました。
住人さんからの希望で落ちて濡れてしまっている床下の断熱材の撤去を行いました。
カインズのみなさんは初めての床下作業。ベテランの援人からレクチャーを受けながら活動を行ってくださいました。
翌日以降は重機現場にて土砂搬出。水路が土石でつまり水と泥が流れ込んだお宅での活動でした。
スコップをふるいながらみなさん汗だくになっていました。
「仕事もしながら、貴重なお休みにこんな助けてくれるなんてありがたい、私も次に何あったらこういうことに参加したいです」
住人さんがそうみなさんにお話ししてくれました。
宮崎での地震、そして今晩の関東の地震とすこしざわざわした気持ちになります。
カインズのみなさんも備蓄関連の商品が品薄となり本業が一気に忙しくなられました。
現場から遠隔で仕事の調整もされながら、活動を最後まで行って帰路につかれました。
遊佐のおとなり酒田市でも社協とともに現地調査をおこない技術案件にとりかかります。
道路の寸断もようやく解消されはじました。遊佐町を中心に連携する仲間たちと情報を共有しながら活動をつづけています。
地震のニュースとともに台風が東北を直撃する予想。
災害は正月も盆も関係なくおとずれます。備えをおこないながら、今は目の前のできることに力を注いていきます。
【7月東北豪雨支援】 山形県遊佐町・酒田市 8月10~12日
能登から山形に入り支援活動を継続しています。
そのさなか、台風5号が東北を直撃、被害にあわれたみなさまに心からお見舞いを申し上げます。
台風5号に関しても各地と連絡を取り合いながら情報を収集しています。
山形も台風を前に大雨の予報があり、一度被害を受けた山や河川の復旧もまだ追いついていない状態に住民の皆さんも不安を感じておられました。
お盆の休みも重なることから、遊佐町社協、酒田市社協から11日までに受けていた重機案件と大工案件を完了させました。
12日からは台風に備え待機をしています。
11日には丸森町からまるもり女子重機隊のみなさんが山形入り、地元のみかさんやフェニックス救援隊、山口、岐阜の仲間たちも参加。
DRT栃木も遊佐にこられ、床はぎ案件を担当していただきました。
数日間にわたり土砂撤去をしていたお宅もようやく一段落。
農機具も引き出すことができ稲刈りに間に合いそうだとほっとされておられました。
雨に備え側溝も掘り出しました。
また床がはがれかけた状態で避難所からの帰宅を考えておられたお宅二件でも床をはぎ、生活導線に仮床を配置、サーキュレーターで乾燥をすすめるようにしてきました。
能登では仲間たちがサロンを中心に地域の皆さんと一緒になって活動を継続しています。
続けて台風も発生し、災害シーズンもまだ控えています。
効率よい方法や仕組みはたくさんありますが、家屋や土砂にだけフォーカスするのではなく、そこに住む人の生活を中心に見据えながら支援の方法を考え実行していきます。
さらなる災害の拡大がないことを願いながらお盆明けまでしばらく待機しつつ備えていきます
【7月東北豪雨支援】 山形県遊佐町・酒田市 8月15~16日
台風5号について各地と連絡を取りながら待機、間髪入れずに7号が接近し、関東から東北まで油断できない状態です。
引き続き情報を集めつつ、仲間たちと共有しながら山形にて備えています。
16日は遊佐で重機案件、酒田で家屋案件に対応しています。
山形の消防士たちによるDRT山形のみなさんも地元で活動しておられます。
またIVUSAの若者たちの姿も頼もしく、住人さんに元気をもたらしていました。
OJメンバーも猛暑日が続く中、能登で、山形で活動を継続中です。
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