
【令和6年能登半島地震・豪雨】支援活動レポート 9月7日~12日
【能登半島地震・豪雨支援レポート】 9月7日
オープンジャパンとなかまたちのひとり、歌手の桑名晴子ちゃんが、能登町鵜川の菅原神社に歌いに来てくれました。
今日(9/7)は、第1回鵜川音楽祭の日。

多くの地元の皆さんと、主催の白山ロータリークラブの方々、白山から観光バスで駆けつけた皆さん、
それぞれビールを飲みながら、お弁当や焼き鳥を摘まんでのんびりわいわいと音楽と会話を楽しんでおられました。
そして子供たちもわいわいと。

晴子ちゃんは、阪神淡路大震災時の、オープンジャパンの前身である神戸元気村からのなかまたちです。
あの頃は、和歌山で一緒に、神戸の為の支援金集めのLIVEを開いたり、ファイヤースペースがあり暖のとれる大型のインディアンティピーを元気村に建てに行ったり、
彼女自身も西宮のお母さんを瓦礫の中へ助けに行ったりしました。

そして、今は亡き桑名正博お兄ちゃんと一緒に支援活動を長年に渡って行ってこられました。
現在も能登の塩田復興のためのサポート、塩シスターズ!と称して、各地で石井かほり監督の能登を舞台とした「ひとにぎりの塩」の映画上映と、伝えるためのLIVE活動を行っておられます。
アンコールの曲で、坂本スミ子「夢で会いましょう」を、地元じいじ、ばあばも、一緒にやわやわと唄われていたのがとても印象的でした。
ほんわかな1日でした。 (おざざ)
【能登半島地震・豪雨支援レポート】 9月8日
8月末からの度重なる災害に能登から各地に手分けして支援活動に出発しました。
その間、これまで能登で活動してきた仲間たちが能登にきてそれぞれにプログラムを組み支援を継続しています。
定期的に能登で活動されている美容ボランティア「コンセント」のみなさんが今回も能登入り、輪島の公民館や仮設集会所でサロンを行ってくださいました。
以下、コンセントさんからのレポートです。
>>>>以下本文<<<<
能登地震災害ボランティアレポート
2025年9月8日
輪島市(浦上公民館、本郷仮設住宅集会所)
参加者7名:大阪、愛媛、香川、石川県(能登町)
対象者35人
(パラコードワークショップ28人)
美容師6名、整体師1名 の7名で輪島市にある公民館、仮設住宅集会所2ヶ所を訪問しました。
ヘッド、ハンドマッサージ、整体、パラコードワークショップ、カフェサロンを開催しました。

ヘッドマッサージやハンドマッサージでは、ワイワイとおしゃべり、身体が痛い硬いという方は整体師の施術でリラックス、簡単体操も一緒にしました。
パラコードストラップ作りは初めての方ばかりで、皆さん興味しんしんに、この色がいいかな〜っと楽しそうに選んで制作してくださいました。

その時に手をさすりながら作ってくださった方とのお話から、もう少し早くリハビリをしていたら動けたんではないかなど思い、災害後は病院に行きにくくなった方もたくさんいるのかなっと感じました。
2か所の会場とも来ていただいた方には楽しんでいただけたのですが来られない方も多く、広域な場所から集まっている仮設住宅はイベントに来れる人、何となくその賑やかな場所へ行くことをとまどってしまう人。
周りの方が誘いに行ったのに遠慮して出て来られなかった方もいらっしゃると聞いて、個別に訪問して何かできればいいかなっと思いました。
人が集い話せるようなキッカケも作って行ければいいのかなっと思います。
災害から1年8ヶ月越えた更地も増えて風景が少しずつ変わっていきます。

復旧も復興も進んでいない場所も人も多いです。復興関連病気などが増えないようにと、私達のできることはささやかですが沢山ある様に思いました。
これからも出来ることを住民さん達と一緒に復興につながることできればと思います。
ご協力、お世話になった皆様、サロンイベントにお越しいただいた能登皆様、ありがとうございました。また行きます。
【能登半島地震・豪雨支援レポート】 9月10日~12日
能登には大学生たちが訪れボランティア活動をおこなってくれました。
わかものたちが来てくれると地域もはなやぎます。
きてくれたみなさんがレポートを送ってくださいました。
>>>以下レポート<<<
[令和7年オプロ能登ボランティア]活動レポート
私たちは団体として初めて能登に来て、皆さんの能登への思いを聞かせていただき、実際にボランティア活動を地域の方とおこないました。
ハードスケジュールで正直かなり疲れましたが、どの活動も貴重な体験になり、皆さんの温かさのおかげで最後まで楽しく活動することができました。
今回はたくさんの地域で活動し、多くの方々と出会い、たくさんのお話を聞かせていただきました。

幅広い年代の方々にインタビューした中で、皆さん能登の未来に希望を持ち、能登を愛しているのだなと感じました。
また能登の方々は横のつながりをとても大事にされていて、改めて人つながりの大切さに気付くことができました。
この横のつながりによりコミュニティが広がり、互いに支え合える関係性や安心して暮らせる環境が生まれるのではないかという事をおっしゃっていました。
さらには、前回別のボランティアの方が土足で活動してしまった場所の屋内清掃や、写真洗浄のボランティアも行いました。
自宅の清掃は床や壁の拭き掃除や本棚の整理・移動、畳の搬入作業を行いました。

思い入れのある自宅の清掃をさせていただけるという普段できないような体験をさせていただき、ある程度生活できる状態にまで復旧させることができました。
住民の方には「ありがとう、またいつでも遊びに来てね」と言っていただいたので、また訪れたいです。このようなお言葉がいただけて、私たちもとても嬉しかったです。
写真洗浄では、水や泥で汚れてしまった思い入れのある写真の最終洗浄をしました。作業時間は1時間ほどでしたが、慎重にしないといけない作業だったためとても疲れました。でも、貴重な体験をすることができ、いい刺激にもなりました。

私たちが今回の活動を通じて感じたことは、能登は本当に温かい町でとても魅力的だと感じました。
地域の若者の声も実際に聞くことができ、私たち自身も刺激にもなり、今後の活動にさらに熱が入りました。
今回学んだことを活かして私たちは若者の防災意識を向上させるという目標に向かって日々努力していきます。
最後になりましたが、急な日程調整も関わらず私たちの活動にたくさん手を貸していただいたオープンジャパンのリキさんに心より感謝申し上げます。また、機会がありましたらよろしくお願いいたします。
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