【7月豪雨球磨村支援】9月12~21日(土~月)
「今は町のほうにワンルームが借りられて生活しよりますが、家におるとさびしくて、神瀬に来るとみんなの顔が見れてほんとうにうれしかとです」。涙ながらに語られる住人さん。
神瀬の住人の皆さんではじめられた「こうのせ再生委員会」の場での一言でした。
発災から二か月半、元の生活に戻るには先の見えない現状ですが、地域の皆さんが立ち上がり、故郷の未来につながる毎日を過ごされています。村の皆さん、地区の皆さんのつながりの強さ、地域の力強さをことあるごとに感じさせられています。
私たちも日々、重機や大工案件などに取り組んでいます。あるときは床下にもぐったり、あるときはひたすらにブラッシング作業を行ったり、ときにはかき氷を作ったり、会議に追われたり。
それもすべてはひとしく住民の皆さんの明日につながるために必要な活動です。
球磨村内で活動する団体や地域行政、社協など相互間の連携もはじまりました。同地域で活動する団体で作業基準や仕上がりの基準がずれないように講習会を行い意見を交換しています。
またそれぞれの団体内のルールや方法も尊重し、現場の重複をさけ、共有していくやり方も話し合っています。
シルバーウィークには県内からも多くのボランティアさんがかけつけてくださいました。特に県内の高校生たちが多く、若い声が村内にこだましていました。
朝晩はすっかり肌寒くなり、上着が必要になってきた神瀬です。住民さんたちと一緒に秋の訪れを感じながら過ごしている近頃です。
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