【令和6年能登半島地震】支援レポート 7月5~10日
【令和6年能登半島地震】支援レポート 7月5日~7日
私たちがベースを置かせてもらっている能登町宇出津地区。
能登半島に伝わるキリコ祭りの口火となる「あばれ祭り」が開催されました。
「正月はできんかたったけれど、祭りができたら上出来よ」と住民さんがお話してくださいました。
ずっと半年、大変な日々を過ごしながら心待ちにしていたハレの日を迎えたみなさん。
「この祭りだけは絶対に見てほしい」といつもお話しされていた住民さんたちの晴れ姿を瞼に焼き付けました。
地域の力強さをずっと感じていましたが、その源を見た思いです。
お祭り当日はわたしたちも活動を休止し、ボランティア有志で「よばれ」というお祭りのおふるまいのお手伝いを行い、「キリコ」の担ぎ手として参加しました。
キリコが先導し、その後酒樽神社と白山神社のお神輿が練り歩きました。最後は八坂神社に宮入り。
3社とも氏子さんたちと鳥居の撤去などにあたったお宮です。
半年前から今日まで私たちを受け入れ、大切なお祭りにもおよびくださった地域の皆さん、ありがとうございました。
来年のお祭りに向かってすでに心おどらせている地域の皆さん。
日常の生活をともに過ごしながら、日々の暮らしを取り戻すお手伝いを継続しています。
【令和6年能登半島地震】支援レポート 7月8日~10日
しばらく雨続きです。強い雨にゆるんだ地盤の心配もしつつ、休みも入れながら安全第一で作業を続けています。
サロン班はヨモギを使ったワークショップ、大工班は重さ100㎏近い仏壇の搬出作業などを行いました。
重機隊は重機が入れない家屋裏に転がり込んだ巨石の撤去を続けています。
地道にコツコツと家屋にダメージを与えないよう、バランスをみながらの削岩作業。
社協にもいまだ週2~3件は新規ニーズが上がり続けています。また、私たちに直接ご相談されるニーズも社協につなげながら対応しています。
各地の豪雨情報を追いかけながら、能登での活動もまだまだ続きます。
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