【令和4年7月宮城豪雨松島町支援】7月23日
松島町での活動が続いています。
復旧作業と並行して社協のみなさんと現地調査にまわっています。
各活動の報告です!
現場から
地元、松島高校野球部がボランティアに参加してくれました。
前日、玄関まで土砂が押し寄せたお宅の土砂の撤去を高校球児のパワーで道を作ってれました!
崩れてから一週間経っても水を含んでいる、粘土質の土砂。
『足元ハマるから、足場を選んで土砂をかいてくださいねー』とアナウンスするも、ずっぽり。
友達を救出しようと、あちらでもズッポリ。
悪戦苦闘しながらも笑顔を見せてくれました。
お家の方も、ボランティアに任せっきりにはと、流れて来た庭木の枝を処理していました。
昼間、強めの通り雨が降り、安全確保のため午前のみで作業は終わりになりましたが、
住人さんからは『怪我もなく休みの日をありがとう!光と希望が見えました。
車が出たのもあるけども、一週間ぶりに玄関に立てた!ほんとにありがとう!』と笑顔をみせていました。(て)
現地調査チームより
本日は午後から宮城県松島町で被災されたご自宅の現場調査を3チームに別れて実施しました。
調査内容は、床下案件、重機案件、その他の松島災害ボランティアセンターに上がって来たニーズ票に基づいたものでした。
調査内容は、床下案件、重機案件、その他の松島災害ボランティアセンターに上がって来たニーズ票に基づいたものでした。
被災された住民さんのボランティア活動依頼について、聞き取り調査を進めると、同じような言葉を何度も聞きました。
それは、「今までこんなにひどい雨は経験したことがなかった」ということでした。
被災して初めて、被災することが他人事でなく、我が身にも降りかかる現実であることを思い知るということでした。
「今までは大丈夫だったから」や
「自分は被災することなんかないだろう」ではなく、常に
「自分が被災するかもしれない」または
「自分が被災者になったらどうしよう」という意識を持って、
日頃から災害に関する情報収集や防災グッズの購入、食糧の確保と心の構え、更にいざ自然災害発生が予想され危険な状態になる前に、早めに安全な場所への避難をして命を守ることが大事だと再確認しました。
災害から命を繋いで生き延びてくれたら、私達の支援の手がきっと届くと信じています。
私達は被災された住民の皆さんの
「その先の笑顔のために」これからも、住民の皆さんの気持ちに寄り添いながら、支援活動を続けていきます。(本)
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