• [2024年]能登半島地震・豪雨
  • 令和6年1月1日地震発生、3日より能登入りし活動開始。 9月21日には豪雨災害も併発、能登町を中心に奥能登各地で活動を展開する。

【令和6年能登半島地震・豪雨】支援活動レポート 9月29日~10月1日

【能登半島豪雨】支援活動レポート 9月29日

今日は社協ボランティアさんと地元からの参加で約90名が一斉に能登町で活動しました。
重機チームは輪島や能登緊急案件を対応しているため、人力で泥出し祭りでした。

終わらないと思ってたところがどんどん綺麗になって住民さんも笑顔になってくれました。
機械がなくても人手の力は無限大。

そしてこれだけ能登に人が集まって忘れられてないという安心感に変わる。
そこに地域住民もどんどんボランティアに参加してくれたり、解体業者さんが「今日休みなんやけど手伝えることある?」と来てくれたり、みんなでやれることをやればいい。
やれないことは違う人にやってもらう。

これが日本の在り方だと気付かされました。
やっぞ!!能登!!

輪島 土砂搬出
能登 土砂搬出、トンパック作り
流木処理
泥出し、家財だし(社協ボランティア) 3
現調 8件

 

【能登半島豪雨】支援活動レポート 9月30日

各現場からのレポートです。

■能登町、社協ボランティアのみなさんと土砂撤去
今日は土砂崩れで民家を通る排水溝が被災していたので、排水溝に溜まった土砂を撤去する作業や再発・被害拡大防止の為の土嚢の設立を中心とした作業をしました。
排水溝の土砂は雨がふれば災害が拡大する可能性が高い。狭い排水溝の中をシャベルやスコップなどで土砂をかき集めた。適度に休息を取りながら安全に撤去しました。
そして、再発・被害防止の為に土嚢で土砂が流れないように積み上げなるべく二次災害が起きないような状態まで持ち運びました。

今回の作業では能登高校の生徒3名がボランティアに参加し、積極的に活動して下さいました。
貴重な土日を使ってボランティアして下さった生徒たちの強い想いを感じ、自分たちもより一層作業に力が入ってチームワークが生まれました。
また、住民さんと旅や釣りの話、高校生と地元の話などで盛り上がり住民さんも気分がすこし晴れたようにみえました。

今回の作業では敷地内にスズメバチの巣があり、危険で一部の作業を中断しましたが、家主さんがスプレーで退治したので次からは安全に作業出来ると思います。
また家主さんが植物を大切に育ててる方でした。なるべく植物が生えてるところは丁寧に作業することが大事だとおもいました。

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■重機隊は輪島での活動を継続

輪島市での土砂撤去四日目、日曜日ということも有りご家族、友人も参加しての作業となった。
この土日で予定されていたボランティアさんは都合によりキャンセルとなり、ご家族友人と我々での作業。

ご友人は重機のプロ、ダンプ3台をフル活用した結果家の前に有った土砂山はなくなり、家の周囲の土砂も綺麗に、玄関の階段とアプローチに堆積していた1m近い土砂もなくなり広々となりました。
近くの家にもご家族が重機を使って路地の土砂出しをしていました。その土砂は1月の震災後に設置された二段積みトンパックの二段目の三分の一位迄堆積、改めて土砂の量に驚かされました。

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■能登町サロン活動
「私なんか今更綺麗になんて〜…」と最初は遠慮されていたお母さんも、のぞいて気分を尋ねると、「気持ちいい!いい匂い〜!」とリラックスされている様子でした。
お父さんも、「1年前に手を手術してから張っているからやらなくていい!」と仰っていたのに施術後はご満足いただけたようで、2人ともニコニコしていました。

家屋が被災し、ボランティアと一緒に掃除の毎日ですが、そんな中でも少しでもリラックスできる時間となり笑顔に繋がったことが、私たちも嬉しかったです。
ボランティアでいらっしゃったエステシャンの皆さま、ありがとうございました。

 

【能登半島豪雨】支援活動レポート 10月1日

現場に着くと、流木が突き刺さった家屋がまず目に入り、言葉が出ない感覚でした。
現場はそこから少し山側で、家屋の周辺に積もった泥出しを5名で担当しました。

僕は泥運びメインでした。今回の豪雨で大きな悲しみを背負った家主さんも、手を動かしてた方が悲しみは和らぐと、最後まで一緒に泥出しされていました。
重機を中心に全員の連携も良く、ダンプ20杯分の泥を出して予定より早く終了。

家主さんたちから、たくさんのお礼を言われ、ほっこりするひとときでした。
ほんとうは、最後までもっときっちりお手伝いしたかったけれど、僕らが汗だくで作業してるのを見て、家主のお父さんは「もう充分、あとは自分でやります、ここまでやってくれたから後は大丈夫」と何度も言ってくださいました。

もっとわがまま言ってくれて良いのにと思う反面、ご家族だけで気持ちの整理をつけるお時間も必要なのだと思わされました。
元旦の震災からようやく復興の兆しが見えた矢先、豪雨災害、再びの断水と、ふりだしに戻った中、町の皆さんはとても元気で前を向いておられ、自分もいっぱい元気をもらいました
僕は一度活動を終えもどりますが、また能登に戻ってきます。 (けんけん)

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